「ごちゃごちゃ言わんとやってみたらええんや!」と言ったのは前田日明選手ですが、「実際どうなのだ?」という事は世の中に多々あります。「どうなんだろう?」と考えてないで、実際試してみればいいのですがなかなかそうもいかないので世間の評判を気にしてしまう次第です。
たとえば映画「ダ・ヴィンチ・コード」ですが、面白いという声もありつまらんという声もあり。一番多い声は「原作読んでないと理解できない」というの。私の場合、原作は読みましたが映画は見てません。そもそも「世界同時公開」という映画は、先に公開した国の評判が悪いと他の国の興行成績にも影響するのでそうするのだという話があります。実際どうなのでしょうね。
なお、私は原作は大して面白いと思いませんでした。もちろん日本人の宗教観とか私のダヴィンチへの思い入れがまったくないとかその辺の問題は大きいでしょうが、「ありえんなぁ」という設定が多すぎて。ちなみに一応「最後の晩餐」は見たことがあります。ま、場所はサイゼリアなのですが…。
また「原作と相当違う」と言われたドラマ「白夜行」ですが、私は今ようやく原作を読んでます。実際読んでみると原作とは相当違います。まだ途中ですが、率直な感想としては「原作の方が面白い」「山田孝之はミスキャスト」など。セカチュウの方は、原作よりドラマの方がよかったですが。(映画は見てませんので)
で、最近公開されてる映画「ポセイドン」。元ネタの「ポセイドンアドベンチャー」は結構面白かったのですが、リメイク版はどうも評判がよろしくない様子。今日のTBSラジオ「ストリーム」ではこの映画が話題になってたのですが、リスナーからの感想では「CGがうまくできてるだけの単なるパニック映画で、人間ドラマになっていない!」という声が多かったです。パーソナリティーの小西克哉氏の評価も5点満点の1点でした。しかし、それでも「面白い!」という人はいるんでしょうから実際のところはわかりませんが。
なお私の場合は泳ぎが苦手なので、この映画とか「デイライト」とか溺れて死ぬ系の映画は生理的にダメです。それを考えると「クリフハンガー」の方が100倍マシだと思いながら、実際に溺れて死ぬか断崖絶壁から落ちて死ぬか試すのはイヤです。いわゆる「死んだほうがマシ」レベルです。(なんじゃそりゃ)
で、前述の「ストリーム」では渡辺淳一センセイの「愛の流刑地」の話がありましたが、あれほど酷評されれば「実際はどうなのだ?」と思ってしまいますね。我が家では「ダ・ヴィンチ・コード」を買ったのも「白夜行」を買ったのも娘1号(中3)なのですが、さすがにこれは買わんでしょうなぁ。買ってきたら取り上げてやろうと思いますが。