今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

今日はLadyをじっくりと

2006年06月29日 | 尾崎亜美

 「えっ、どこでそんないい思いをしたんですか?」と質問してくる人はエッチな人です。今すぐエッチ科の病院を受診して下さい。ここでいう「Lady」とは曲名であり、作詞作曲:尾崎亜美、歌:桜田淳子、です。

 亜美さんはセルフカバーアルバム「Points」の中でこの曲を歌っており、折角だからオリジナル歌唱もちゃんと聞いてみたいと思って私はもう何年も中古シングルを探しているのですが、いまだに見つかっておりません。(中古レコード自体扱っているところが少なくなりましたから。) おまけに桜田淳子のCDでのベストアルバムというのは充実してないようですし。

 それが、本日フジテレビ721での「夜のヒットスタジオ」再放送にて見ることが出来ました。私はこの曲のリリース時期を完全に勘違いしていて、「リップスティック」とか歌ってた頃に出たと思ってたのですが、これのオリジナル放送日は1980年1月14日でした。2年近く違います。(まぁその辺はどうでもいいですが)

 登場した際に彼女は「映画の『動乱』に青年将校の人妻役で出演して…」と言ってましたが、この場合で「人妻」という表現はなんか違うような。で、当時21歳くらいだったようですが、今見てみると一緒に並んでた石野真子より断然可愛いというか綺麗です。この当時の桜田淳子というと「ほぼ終わったアイドル」というイメージだったのですが、結構輝いて見えました。

 さて、曲のほうですがアレンジは鈴木茂氏。亜美さんの「Points」での演奏とはかなり印象が違います。やや華やかな感じ、というか当然アイドルポップス風。歌唱の方はというと、結構きつそう…。昔テレビで見たときはそんな感じは受けなかったのですが、亜美さんの歌唱のイメージがすっかり頭の中に定着したせいでしょうか? サビの最後と曲の最後を歌いこなすには、それなりの声量と音域が要求される曲だというのがわかりました。ビデオを3回ほど見たのですが毎回苦しそうでしたし。(あたり前じゃ)

 ただ、曲としてはすごく好きな曲です。そんなにあら探しばっかりしなければ桜田淳子の歌唱でもいいんですけど。大人っぽい衣装とさりげない振り付けで、映像で見る限り結構輝いてたので。なお、亜美さんの「Points」についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。(もう6年近く前に書いた解説ではありますが)

 それにしても、桜田淳子も芸能活動とは別の妙なところでミソつけちゃったので、昔ファンだった人は悔しい思いをしていることしょう。統一教会の結婚の儀式を報じた当時のスポーツ新聞の見出しは今でも忘れませんが、日刊スポーツが「淳子 今日から上・上・下」で、東京スポーツは「淳子 上からドスコイ!」でした。スポーツ新聞社の皆さんも、芸風の違いを表すのに苦労してらっしゃるのですね。