BSデジタル放送では録画予約のランキングがあったはずと思い、検索してみたらJ:COMがデータを公開してました。J:COMはCATVで私も加入してますが、これはJ:COM番組ガイドのリモート録画予約数によるランキングとのこと。
録画予約数であって視聴数ではないことからリアタイで裏番組を見ていた可能性も高いですが、忘れないように録画しつつ見ていたケースも多いと思われます。ただ、どちらか一方しか録画できない場合は、じっくり見たい番組を録画することも多いと思い、製作側がこの辺の評価をどのようにしているかは気になるところです。
以下、そのドラマ部門のランキングです。集計期間は2024年07月19日~2024年07月25日。
1位:虎に翼(NHKBS) 平日朝7時半の放送。
2位:オードリー(NHKBS)
3位:光る君へ(NHKBS)
4位:虎に翼(NHKBS) 土曜の一挙再放送。
5位:トンイ(BS日テレ)
6位:はぐれ刑事純情派13(BS朝日)
7位:大岡越前7(NHKBS)
8位:水戸黄門 第10部(BS-TBS)
9位:連続ドラマW「完全無罪」(WOWOW)
10位:中学聖日記(BS-TBS)
11位:赤い運命(BS-TBS)
12位:山村美紗サスペンス「赤い霊柩車5 華やかな誤算」(BSフジ)
13位:愛なんて、ただそれだけのこと(WOWOW)
14位:ダブルチート 偽りの警官 Season2(WOWOW)
15位:昼の特選ドラマ劇場「司法教官・穂高美子」(BS朝日)
16位:ザ・ミステリー「高木検事室の事件簿“紫陽花は死の香り”」(BSテレ東)
17位:サスペンス名作選「浅見光彦ミステリー(7)備後路殺人事件」(BS日テレ)
18位:長七郎江戸日記(BS日テレ)
19位:始皇帝 天下統一(BS11)
20位:水戸黄門 第9部(BS-TBS)
1位は朝ドラ「虎に翼」ですがこちらは平日朝7時半からの放送。BS見られない人は地上波で総合テレビの8時から、もしくは昼12時45分からのを視聴または録画していると思われますが、BSでも録画している人は結構いるのですね。
2位が朝ドラアンコールの「オードリー」。BSで朝7時15分から平日に放送しています。これには驚きました。私の周りではリアルでもネットでも、ほぼまったく話題になっていないのでみんなスルーしているのかと思いました。結構録画されているのですね。
3位は大河ドラマ「光る君へ」で、こちらは日曜夕方6時からの放送。地上波より早く見られるということでしょうか。あるいは地上波の夜8時からという時間帯が他の録画予約と被ることが多いからとか。わかりませんが。
4位がまた「虎に翼」なので「ん?」と思いましたが、これが土曜の午前にBSで1週間分を一挙再放送しているもの。毎日録画している人が土曜にも録画しているのか、あるいは全然被ってないのかは気になるところです。被ってなければそれだけ見ている人が多いということですしね。まあこのドラマは毎回続きが気になるので一挙放送で録画する人がいるのもわかります。あとは、キーワードで「虎に翼」で登録している人が自動的に録画になってるとか。
と、ここまで朝ドラ、朝ドラ、大河、朝ドラが続いてるのでなんだかんだ言って、NHKのこれらのドラマは人気なのがわかります。が、実は「オードリー」は日曜の朝8時から一週間分一挙放送してますが、そちらは20位以内に入ってません。そこが「虎に翼」との違いですね。「オードリー」が終わると「カーネーション」が始まりますが、そちらで日曜の一挙放送もランキングに入ってきたりすると、単に習慣ではなくドラマの評価ということになるでしょう。注目です。
あとは、新作の「大岡越前」が人気あって「水戸黄門」の再放送も根強いです。健闘してると思うのは、WOWOWの連続ドラマW「完全無罪」と「ダブルチート 偽りの警官 Season2」。
そもそもBSを見られないという人も多い中、さらに有料チャンネルのWOWOWのドラマがランク入りというのは結構凄いと思いました。今ではネトフリでも人気ドラマ多いですし、若い人がテレビ見ないと言われている中でこの辺はすごく可能性を感じます。
「赤い運命」はもちろん山口百恵のあれですが、再放送すりゃ見る人多いんですね。赤いシリーズは山口百恵主演以外でも結構受けそうなので重要なコンテンツだと思うのは私だけではないはず。「赤い嵐」とか「赤い激流」とか。
他に目立つところでは昔の2時間サスペンスをわざわざ録画予約して見てる人が結構いる反面、人気ありそうな必殺シリーズが一つも入ってなかったリ、BS12の「花子とアン」もなかったりで意外なところは色々あります。とはいえ、今回はあくまでもJ:COMの「録画予約数」のランキングですのであしからず。