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連続ドラマW「ゲームの名は誘拐」(全5話)見ました

2024年07月10日 | ドラマレビュー

 WOWOWの連続ドラマW枠で放送されていた全5話が終了しました。この時間帯のドラマは結構見ごたえのあるものが多く、今回も期待して最後まで見たものの私は楽しめなかったです。

 原作は東野圭吾の2002年に刊行されていた小説だそうで、私にとって2002年というとつい最近という印象ですが、20年以上前のものであるというと実際は結構前からある話なんですね。

 タイトルから大体わかりますが狂言誘拐の話であって、全体を通した印象としては色々無理があり過ぎという感じ。今ではあちこちに防犯カメラはあるしドライブレコーダーもあるし、誘拐された本人があんだけ歩き回ってりゃすぐバレるだろうと思ったあたりこの22年で社会環境も変わったのかも。

 あとは、主演俳優がの演技がワンパターンでセリフにもキレがないし、ヒロインもあまり好きな方ではなかったのがなんとも。「ほほぉ、それは面白い。」というようなトリックとか場面があればまた違ったのかもしれませんが、「ちょっとそこは苦しいな。」と思う展開が多くて。

 それで、これについて調べてたらなんと2003年に映画になってたとか。その際のタイトルは「g@me.」で主演は藤木直人と仲間由紀恵。私はその映画見たことあって記憶もあるのですが、このドラマと同じ原作だというのは気づきませんでした。あの時はそんなに無理がある話とは思わなかったので、そのあたりは演出の問題か実際に時代が変わったのか。

 まあ、そんなこんなで残念ですがこのドラマのことはもう思い出すことはないでしょう。