月9の「海のはじまり」が先週で終了しました。結構世間では話題になっていた感じはあります。単なる若者のラブストーリーではなく、突然姿を消した昔の彼女が亡くなったという連絡があり、葬儀に行ってみると自分の子どもと思われる娘がいたという話。
話のネタとしては面白いかもしれませんが、登場人物がみんな人が好過ぎるというか、物分かりが良すぎるのが違和感ありました。もっとも、いろんな事を飲み込んだ上で割り切った対応とも思えるのですが、あのシチュエーションならもっと感情的になったり、嫌な言葉を投げかける人がいるものじゃないかなあと。
それでも最後まで見ましたが、結局誰にも感情移入できないドラマではありました。うちにも子供がいて今では完全に大人ですが、小さい時の子供って結構面倒なもんだよなあとか思うし、主人公も子供の世話しながら二人で生きて行くとなると合コン行ったり彼女作ったり、テレビで芸能人水着水泳大会見てウハウハ言ったり、11PM見てウッシッシとかいう、そういう暇がないんじゃないかなあと余計な事を考えてしまいます。(若干時代はずれております。)
そういう固い事をいうんじゃないという声もあるでしょうが、登場人物の内面などのリアリティを追うならそこは外せないんじゃないかなあというのが最後までモヤモヤしてました。出てくる人の会話のテンポが全部同じに感じた事も、入り込めなかった原因ではあります。
まあドラマとしてはこういうのもありでしょうから、喜んだ人がいるならそれはそれでオッケーでしょう。あくまでも好き嫌いの問題。最後まで見たのでとりあえずレビューしておいたということで。