今日のひとネタ

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つがるのシーズンになりました

2024年09月12日 | 日記・雑記・ただの戯言

 当方青森に5年ほどいたインチキ青森人ですが、そのおかげでりんごにはうるさいです。今は貯蔵技術が発達したようで夏でもフジなどが食べられますが、やはり旬のものを食べたいと思うのが人情。

 それで、今の時期にまず出てくるりんごの代表がつがる。こちら埼玉のヤオコーにもたくさん並ぶようになりました。糖度が13となってたので期待したら、たしかに甘いです。一般に果肉は硬めと言われますが、これはそうでもなかったような。そして大と書いてますがそんなでもありません。

 青森りんごのサイトで調べてみたら、「つがる」というのは「(母親) ゴールデンデリシャス×(父親) 紅玉」なのだそうです。コメでも別々の銘柄を掛け合わせたというのをよく見かけますが、りんごも眺めてると面白いです。

 一番人気の「ふじ」は「(母親)国光×(父親)デリシャス」だそうで、甘みと酸味のバランスが良く、保存も利くということで大ヒットしてます。両親も鼻が高いでしょう。世界シェアNo.1だというし。

 この(母親)と(父親)とわざわざ書いてるのが面白くて、「じゃあ母親と父親を入れ替えたらどうなるの?」と思ったら、ちゃんとそういうのもあって「世界一」は「(母親)デリシャス×(父親)ゴールデンデリシャス」で、それを逆にした「(母親)ゴールデンデリシャス×(父親)デリシャス」が「金星」だそうです。金星は甘くて好きですが世界一は食べたことないですね。色が全然違うのが不思議。

 さらに面白いのが「北斗」で、これは「(母親)ふじ×(父親)不明」だそうです。村で未亡人への夜這いの風習があって、ふじの部屋へは村中の若い男が夜ごと…というようなのを想像してしまいました。ただ、これも食べた事ありません。

 注目はシナノスイートという品種で、「(母親)ふじ×(父親)つがる」だそうです。母親が山本富士子似の美人で父親は津軽の荒くれ男だけど、生まれた子供は甘いマスクのやさ男だったという感じでしょうか。名前の通り甘いリンゴですが、人気上昇してるそうです。たしかに美味しいですね。

 まあ銘柄を見て果肉の食感とか味をすぐ思い出せるのは、ふじ、サンふじ、王林、金星くらい。まだまだ初心者ですわ。この秋は色々食べて覚えるようにしたい。