さよならteacup

地方在住40代既婚男性の日常

香港の妖しい魅力に迫る

2010-06-10 02:04:00 | 映画・演劇・TV
映画マニアと言うほどの量を観たり、知識があったりするわけではないが、それでも平均よりは映画を観る方だと自覚している。その中でもアジア映画、とりわけ香港映画なんかもそれなりに観ている方だと思う。

そんなわけで、先日ブックオフで見つけたこの本を買い逃す訳にはいかない。その名も「決定版!香港電影通信」!!



この妖しげで存在感タップリの本が一際目立って置かれていたのだが、誰も手にした様子がなく新品同様。しかも定価3,990円のところを破格の300円!!どれだけ人気ないんだよヽ(*´Д`)ノ

しかし中身の作りはしっかりしていて、チョウ・ユンファアンディ・ラウトニー・レオン金城武など日本でもお馴染みの面々はもちろん、全く聞いた事のない俳優まで100名以上はインタビューを含め紹介されている。コイツを熟読すれば香港映画通になるのは間違いないだろう。

どうも元々「香港電影通信」というアジア映画ファンクラブの会報があり、それをまとめたのが本書ということらしい。この本では1990年から1997年まで収録しているので、もしまだ会報が発刊され続けているのなら第2弾も出る可能性があるね。

さらに嬉しい事に、読者投票による香港映画ランキングなんてのもあり、全部で150本ほどの映画が載っている。しかし残念ながらそのうち通常レンタル店に置いてあるのは2割にも満たないと思われる……

まぁ、そんな悲しい現実はさておき、もしコレで香港映画に興味が出てきたら是非観てみることをお勧めする。何から観て良いかわからないと言う人は、まずは香港映画ランキングで見事1位の座に輝いた「男たちの挽歌」を観てはどうだろう?監督はあの「レッドクリフ」ジョン・ウー。かなり有名な作品だから大抵のレンタル店には置いてあるはず。まずはコイツで2丁拳銃と鳩を堪能してくれって話(・∀・)

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