このところランニング関連の本をいくつか読んでいるのだが、そこには必ずビルドアップ走というものが載っている。1km毎などに区切って徐々にスピードを上げていくトレーニングだ。外でやろうと思っても距離とペースがイマイチ分かりづらいので、まずはトレッドミルで試してみようというわけだね。
ラペックにあるマシンは最高速度が16km/h。1kmあたりのペースが3:45/kmになる。距離は10kmに設定して、最終的に16km/hになるように時速1kmづつ上げていくのでスタートは7km/hにした。つまり10kmのペースはこうなる。
1km…8:34/km
2km…7:30/km
3km…6:40/km
4km…6:00/km
5km…5:27/km
6km…5:00/km
7km…4:37/km
8km…4:17/km
9km…4:00/km
10km…3:45/km
こいつで走ったのだが、5kmぐらいからかなり厳しく、残り3kmは地獄の苦しさでラストは全力疾走かと思うくらいだった。隣のマシンで走っている女性なんかは、変なヤツがいると思っただろうね。
ちなみにこの日は久しぶりに昔購入したランニングシューズを履いて走った。そのせいなのか、走り終わった後に左膝に痛みを感じる事態となった。なるべくフォアフットを心掛けていたのだが上手く走れなかったのかも知れない。まぁ、たんにオーバーペースだって話もあるけどね。
久しぶりのマシーンランニングで調子にのって少し後悔したあと、ネットでビルドアップ走について調べると、本来はこんなに急激にペースをあげるものではないことが発覚。本来はもう少しゆるやかにスピードをあげていくらしい。これじゃ走り慣れていないオレには無茶なトレーニングだったってわけだね。加えてラスト1kmの3:45/kmなんてのは未知のスピードだよ……
まぁ、今回の失敗で少しだけトレーニング法について学ぶことが出来た。今後は無理せず徐々にスピードアップを図るように心に誓ったって話ヽ(*´Д`)ノ
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