Ticket To Ride

　タイトルを見てThe Beatlesの曲を連想した人は音楽好き。ボードゲーム界における最高峰の栄誉ドイツゲーム大賞を受賞した同名作を連想した人はボードゲームマニア！！

　以前からボードゲームというものに興味はあったのだが、いざやろうと思っても付き合ってくれる人がいないもので二の足を踏んでいた。そこでバンドも一緒にやっている学校の友達を巻き込んで「ボードゲーム同好会」を発足させることに成功した。

　同好会と言っても月に一回集まって酒を飲みながらボードゲームをするだけなんだけどね。記念すべき第一回目の集まりに選ばれたゲームがアメリカ生まれのボードゲーム「Ticket To Ride」というわけだ。

　ルールは単純で最初に配られたそれぞれの目的地カードに従って自分の列車を繋げるだけだ。目的地カードには都市の名前が二つ書かれていてその都市間を自分の列車で繋げるのだが、この都市間が長ければ長いほど達成ポイントが高い反面、妨害もされやすくなる。要は自分の列車を完成させつつ相手の列車を阻止することが目的だ。

　全くルールを知らない４人で始めたのだがやって行くうちにすぐに把握出来た。やはり名作と呼ばれるものはシンプルであることも条件に含まれるのだろうか？

　３回やって結局一度もトップを取れなかったが十分にゲームの面白さは伝わった。テレビゲームやオンラインゲームも楽しいのだが、対戦相手を目の前にして自分たちでゲームを進行していくボードゲームというものはそれらにはない楽しみがある。

　そんな大人な遊びをしているオレも来年で３０歳……こんなことしてる場合じゃないって話(；´Д｀)