コミック版「ウォッチメン」はかのヒューゴー賞も獲得したアメコミの最高傑作なわけだが、その素晴らしさにはストーリーはもちろんの事、ビジュアルの情報量も一役買っている。
と言うのも、コミック内の至る箇所(壁の落書き・雑誌・新聞・看板等)に物語を深く知るためのキーワードが隠されていて、それを読み解くのも楽しみの一つになっているからだ。
しかしながら肝心のキーワードは当然英語で書かれていて、当時の社会情勢なども交えているのでそれなりの知識と英語力がないと理解出来ない。さらに原作者のアラン・ムーアが出版するにあたり、そういった隠されたキーワードに対する訳注を付けることを拒んでいるので、日本語版でも翻訳されてはいるものの裏の意味までは書かれていない。
そこでこのキーワードを解説しているサイトを発見した。↓
PlanetComics.jp出張版「ウォッチメン」特集サイト
このサイトでは現在発売されている小学館集英社プロダクション版「ウォッチメン」に照らし合わせ、ページごとに解説をしてくれている。しかもその解説しているのが日本語版の訳者本人だと言うからこれまたスゴい。
非常に濃い内容だが、その濃さ故か現時点では全12章あるうちの8章までしか解説は掲載されていない。まぁ、ボランティアみたいなものだから贅沢を言ってはいけないだろう。
「ウォッチメン」を持っている人はもちろんだが、まだ読んだ事の無い人にも是非一度このサイトを覗いてみることをオススメする。少し読むだけで「ウォッチメン」という作品が気になってしょうがなくなるはずだ。
いわゆるみんなが想像しているアメコミとはひと味違った面白さがあるので是非コレを機に「ウォッチメン」に触れてみてくれって話(・∀・)
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