さよならteacup

地方在住40代既婚男性の日常

D.D.R

2007-01-01 19:59:22 | 雑談
 今日は元旦と言う事で大須観音へ初詣に行って来た。かなり混んでいたのでさっさと済ませて帰ろうと思ったが近くにゲームセンターがあったのでよって見る事にする。

 まず目についたのはドラムマニアだ。おそらく一度もドラムを叩いたことのないであろう細身の青年がものすごいスピードでパッドを叩いている。そのスティック捌きは一切の無駄がなく正確無比だ!!

 その横にあるビートマニアらしき機械に目を向けると、対戦プレイの為に用意されているであろう二つの画面を両手で同時に操作しているおじさんが……

 極めつけはダンス・ダンス・レヴォリューション。高校生らしき2人組が息の合ったダンスで観客の目を惹き付けたあとに出てきた男が凄まじかった。

 まず自分専用のカードを筐体に差し込むと馴れた手つきで曲を選ぶ。細身の体にピッタリとした黒い長袖のシャツがブルース・リーを彷彿とさせる。しかしピッタリとしてる割には手のひらをも覆ってしまうほど長い袖が気になる。

 一曲目はハイスピードのダンスチューン。これでもかというくらい速いテンポでビートが刻まれる中、信じ難い足さばきでステップを踏んで行く。さすがにノーミスとはいかなかったがこれには前出の高校生もさすがのため息だ。

 二曲目はミドルテンポのバラード調。

「あれほどのスピードで踊れるのだからこの程度のスピードなら楽勝だろうに……わざわざ二曲目に持ってこなくてもなぁ……」

 オレがそう思って見ていると今度は上半身を派手に動かしてアクションを付けてきた。最初の曲ではあまりに早すぎて足だけの動きだったのが全身を使って、まさにヒップホップダンスを踊っているではないか!!さすがはリー!!

 さすがにこれ以上のパフォーマンスはないだろうと思った三曲目。画面に背を向けて座り込んだリー。何をしているのかと思ったら曲と同時に立ち上がり後ろを向いたまま画面を見ずに踊りだした。性格にステップを踏むのはもちろんのこと上半身の動きに加えて蹴りを入れるカンフーアクションまで披露してくれた。

 完璧なステージングを終えたリーは観客に向かい一礼をして帰って行った。それを見終わったオレは「世の中にはスゴい奴らがいるもんだなぁ」と感心して余韻に浸っていたのだが…………

気持ち悪いよお前!!

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