喋り方が気持ち悪いので今まで敬遠していたのだが、本を読んでみるとコレが面白いんだよね。批評スタイルは映画の裏にあるメッセージを読み解くタイプのオーソドックスなものなんだけれど、笑いの要素を多分に含んでいるのが良いね。
この人は現在アメリカ在住なので、映画以外にも向こうのTV番組関連の著作も多い。そこに笑いの要素を入れていくわけなんだけど、要するに「アメリカってこんな下らないんだぜ、バカでしょ?でもそんなアメリカ最高!!」って感じだよね。
ちなみにコレが読んだ本のリスト↓
・キャプテン・アメリカはなぜ死んだか 超大国の悪夢と夢
・映画の見方がわかる本―『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで
・アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
・アメリカ横断TVガイド
・底抜け合衆国 ~アメリカが最もバカだった4年間
・アメリカは今日もステロイドを打つ
・USAカニバケツ
・オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
この中では「映画の見方がわかる本」が1番面白かったね。切り口は全部一緒だから、1冊読んで興味が無かったら他のを読んでも無駄なんで気をつけて欲しい。
さらに町山智浩はポッドキャストもやっているんだよね。現在100回以上放送していて、バックナンバーも全部ダウンロード可能なので、興味がある人は今のうちに全部保存しておくと良いだろう。ポッドキャストはいつ消されるか分からないからね。
そんなわけで映画をもう少し違う角度で観ようかなと思っている人は、本なりポッドキャストなりを試してみてはどうだろうって話(´∀`)
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〈映画の見方〉がわかる本80年代アメリカ映画カルトムービー篇 ブレードランナーの未来世紀 (映画秘宝コレクション) 町山 智浩 |
キャプテン・アメリカはなぜ死んだか 超大国の悪夢と夢 町山智浩 |