迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

045・TONIGHT PAY RESPECTS TO THE ISLANDERS![奄美・日食へ]

2009年07月18日 | 旅する。
7月18日 奄美大島



奄美パークで無料イベント【見て触れて感じる奄美自然博物館】へ。



多数の固有種が生きる奄美を世界自然遺産に、という運動があるのだが、その前提ともいうべき自然系の博物館施設がないことに対して動植物をはじめとする自然研究の拠点を作ろうとする動きから、皆既日食をいい機会にデモンストレーションしよう……………というまとめでいいのかしらん?



つまりはT氏から奄美パークに行くならよろしく、と言付かったおつかいものを渡し、仮住まいのような展示を見る。



見事な写真、エスプリ漂う説明、貴重な標本の数々。奄美の豊かな自然とそこに迫っている危機。



奄美の素晴らしさを、まず奄美の人たちに知ってほしい、そこから始まるような気がする。



田中一村美術館をまた観覧する。



ロビーでリュウキュウツバメの巣を観察。



そして今夜のメインイベント、【夜ネヤ、島ンチュ、リスペクチュ!】の会場へ。



午後5時では、まだあまりに暑くて日陰で日が暮れるのを待つ。


日没前後からようやく我にかえり、ちゃんとコンサートに参加する。



村松健
ハシケン
朝崎郁恵
元ちとせ&中孝介
築地俊造&坪山豊



第1日シマ唄DAYからなんて豪華なメンツなんだろう。



もちろん最後はワイド節と六調で踊りまくって終わる。



奄美民謡をはじめて聞く人たちにも、心を揺さぶり、つい踊らせてしまうのは、たしかにシマウタの力である。



臨時バスに乗って名瀬へ、24時間頼りになるグリーンストアで夜食を調達し、夜の屋仁川(ヤンゴ)を流すタクシーを拾って帰る。

044・再訪。[奄美・日食へ]

2009年07月18日 | 旅する。
7月18日 奄美大島



朝食にはポカリスウェット、牛乳、コーヒー、チーズトースト、ポーク卵、トマトスープ冷製。



なんだかいつもよりはるかにレベルの高い食生活である。



T氏が郵便局に行くついでに名瀬まで送ってくれることになったのだが、その前に11時からT氏が鹿児島Iターンについて取材されたテレビ番組を見る。



名瀬市街地に入り、郵便局で下ろしてもらったら少しずつ2年前の記憶が蘇ってきた。



ティーダモールを歩き、古書店〈あまみ庵〉で島尾ミホと石牟礼道子の対談集を購う。



島尾ミホの小説集は希少本になってしまい、かなり高額で取り引きされているようだ。非売品の『祭り裏』を見せてもらう。



はす向かいの〈楠田書店〉で島尾敏雄の文庫を2冊買う。



〈サウンズパル〉でCD2枚と18、19日にあるイベント(つまり今日からだが)のチケットをゲット。



回転寿司〈さいわい寿司〉でランチ、そこから小浜町にある旅行会社まで徒歩で行く。



あまりの暑さにダイエーで小休止。手と顔を洗い、しばらく涼む。



旅行会社で21日と22日に泊まるテントサイトの引換証と資料を受け取る。このあたりのやり取りにはいくつものドラマがあるのだが、話が長くなるので割愛。



さあ、次は奄美パークだ。



バスに乗れば明神崎のレイヴイベント会場まで行くとおぼしきファンキーな人々が多数乗り込み、もっとファンキーでラブリーでフレンドリーな奄美のドライバーのおかげで明るい空気のまま奄美パークに着いた。