セルフメディケーションと仲良ししたい

数年来、出てきて欲しいと思っている市販薬がある。

風邪薬で
解熱鎮痛薬だけが適宜使用として
別に別れてヒートシール
（粉であれば１回分ずつの袋）
に入っている形態のもの。

熱がないのに

咳と鼻症状　と言われれば

総合感冒薬を出してしまう

この安易さ

解熱鎮痛薬をこのように簡単に服用するから
日本人には癲癇患者が多いと言う人もいる

病院に行けば
大概は　長時間待たされた上で
決まったように抗生剤が処方されてしまう

この誰彼となく簡単に出す抗生剤が原因で
抗生剤耐性菌とのいたちごっこが終わらない

ヒトの身体はそもそも　薬を必要としていない

何か異変（悪い菌が来るなど）が起こると
きちんと対応できる能力を備えているのである

それを否定するかのように

熱が出た　→　熱をさげよう
のどが痛い　→　痛みを感じなくしよう
鼻水が出る　→　鼻水を止めよう
咳が出る　→　即咳止め

と動くのは　どうなのか

確かに咳が出て眠れなくては
生活に支障が出るだろう

それほどなら
咳止めも必要だろうけれど

咳だけですか　と聞かれれば
そういえば　鼻水も…　となる

そこで　健康保険のきくお医者に行こうものなら
絶対といっていいほど　咳止めだけ処方されるってことはない

また患者の方も　いつもたっぷりくれるのに
少ししかお薬を出してもらえないと
かえって不安になる人もある　

どこまでかはプラセボ効果のお蔭で回復している
というのに
あそこのお医者の薬は効いた　とか
あのくすり屋の薬は効く　とか　そう信じてる人もいる

診察を受けないまでも

熱のない風邪の症状　のある方に
適切な薬の服用方法を説明して
販売する　
そういう時こそ薬剤師を使ってくれないかな　
と考えている

あるいは
ガスター10　病院では20㎎処方されている方に
薬剤師の説明次第で
そういう場合でしたら２錠おのみください
と販売　お医者との連携でアドバイス出来るような。
それでこそ
セルフメディケーションに近い形じゃないのか

誰も無理やりガスター10をガッポリのんで
自身が具合悪くなりたくなんかないのだから

また誰しもが　例え保険で安くなるとは
わかっていても　色んな菌がうようよしている病院で
まぜこぜの症状を抱える人達の中、
たったひとつの咳止めの為に
長時間診察を待つ　というのはごめん被りたいじゃないのかな

シンプルにいきたい

気にかかっていたバイトの子が
うちのドラッグストア入社が決まり
こちらもとっても嬉しくなった

ドラッグストアの薬剤師っていったい…
という矛盾の中で日々過ごしている

競争社会である
近くに同じような店があれば
お客の取り合い　売り上げの奪い合い
になってしまう

薬がそんなに必要なのか
と問われれば
実は　その方にとって
本当に必要なお薬を提供している確率は
10％くらいなんじゃないのかな
なんて思ってしまう

薬が売れない
店がつぶれるかも知れない
売れないのは不甲斐なく悲しい

以前に帰宅して
薬が売れない～　と夫に嘆くと
イイコトやん　と返された

まさにその通り
薬が売れない　ということは
薬を必要とするほど不健康な状態じゃない
ってことなのダ

お医者だって暇なのはイイコトなのだ

が　売れないと会社がつぶれる　収入がなくなる
まったくもって因果な商売

ムーミン　って漫画の中で
（ってもしかしたら知らない人もいるんじゃないかと？）
「ムダじゃムダじゃ…」とひたすら唱えていた登場人物？がいた
セリフはいつも　ムダじゃムダじゃ

そうなのよね　
考えたら　ほとんどがムダなことばっかり
ムダじゃないことなんて　ほとんどない

そういえば
以前　言い争いになった彼女
私は「無断で商品をいっぱい事務所に置かないでほしい」
と言っているのを
「無駄なんかじゃないです!!」と聞き違えたっけか

私に断る必要があるなんて全く思ってないから
聞き違えたんだな　と感じてしまった

ちょっとひとこと　置いてもいいですか
って言ってほしかったんだよね　アタシは
みんなの使う場所じゃんか～

勝手に去って行ったけどね
去った後も　音沙汰ナシ
そんな彼女に　私は
イイ感じはどうしても持てない

かな～り　話はそれてしまったが

ともかくも

生きている上で無駄なことは
かなり多い

そもそも買い物をして
本当に必要なものは　どのくらい買っているのか

ドラッグストアで買い物をする人達は
もしかしたら
そのほとんどの部分
本当に必要だから買っているのではなく
「買うことを楽しむため」に買っているのではないだろうか

だからこそ　楽しくお買い物をしてもらうために
売る側は　色々と工夫したりなんかする
笑顔でお迎えする　会話を楽しむように接客する

薬はありがたい　けど
無駄な部分もいっぱいある

シンプルにみんなが必要な薬だけ買うようになれば
私達の生活は成り立たない

この矛盾

整理（削除）しました～

いきなり冒頭からですが
ごめんなさい!!

コメントをいただいた記事を残して
整理させていただきました～

私　この削除　ときどきやってしまうんですが
そして日記も捨てることままあるんですが

まぁ　その時の自分を恥じて
というか
見られたら　イヤだなぁ～
と思って消します

他意はないです

他の場面でもたまにご自分で削除されていて
後で批判を受けたりされてるんですが

同じような意味合いだと思います

ま　コメント入れた方は
取り残されたようで
イヤなんですけどね～

自分勝手だな　とか思う気持ちも少しはわかるんですが
そこを攻撃してあげたら気の毒かなぁと　思いますよ～

しょせんは　落書きです

ネット販売判決

昨日会議で言っていた医薬品ネット販売の結果が
新聞にも掲載されていた

難しい文面はよくわからないところもあるが
要するに
実質解禁になったということで
判決が出るや否や直後に
さっそく薬剤師の説明が必要な1類薬も
ネットで販売しているらしい

そういえば
昨年に応援に入った別店店長が
労働組合絡みで　この話をしていた
組合としては　ネット販売に反対している議員に
肩入れしよう　という感じだった

そうとは知らず、

どう思われますか？
と聞かれた時
私は　別にいいじゃないですか
うちの会社もやればいいと思いますよ

と言ってしまった

実際　店が遠くて買いに来れない人もいる
身体が動かず　買い物もままならない人もいる

ネット販売は便利だ

だけど　そうなると
競争の厳しいこの世界で
高い資格者の給料を練りだし
何とか生き残ってきた会社としては
売上に直結　すなわち
とっても困る　ということに繋がってくる

お客さまに説明する義務を課されて
頑張ってきた薬剤師も困るんじゃないの？
と考えられたのかも知れない

ネット販売をするならしてもいい

ただし、決まっている薬事法を忠実に守る手段で
行なってほしい　というか行なうべきだ

そうでないと　今まで店頭で販売してきた側としては
とても納得できない

例えば　1類や指定2類の購入希望があった場合は
まず電話などの手段をとり　直接資格者が購入者と会話し
指導など行なったのち　双方の納得の上でないと
郵送段階に入れない
というような　厳密なマニュアルを課すべきだろう

と思うけどな…

どうなるんだろ

そのうち　こんな私もクビになってしまうかもねぇ

追記：
これを書いた後、ケンコーコムのページを見てみました
勝ち誇ったように1類のお薬売ってました

こりゃダメだよ
薬剤師がいるかいないかで1類販売にビクビクしてきた
会社のやり方がいかにも馬鹿らしい
今まで何のために保健所の顔をうかがいながら
資格者を常駐させてきたのか
資格者を置かないと店を開けれなかったんだぜぃ
わかってるんかいっ　われぇ～　と思ってしまふ…な　まったく

暗い気持ちにならぬよう

一昨日あたりからろくなことがない

なんとなく落ち込んで

今日も帰ってくるはずの娘が
わざわざこちらの眼科だけ行って
私の帰宅が遅いとわかると
うちには寄り付かず帰ってしまった。

会議に行くとやっぱり帰りは孤独だった

気にしないでおかないと

と思うけれど
気持ちはずっと重いまま

ひとりでぶら～っと歩き回って
帰って来てご飯を作りながら

ぼ～っとひとりでテレビ見てると
涙がこぼれ出た

なんでこんなに嫌われちゃうのかな

私の方がずっと長いつきあいのはずなのに
みんな疎遠になってしまう

みんなでどこかに飲みに行く
みたいな気配で

さようなら　も行ってくれなかったんだ

方向が同じだから
避けようにも避けようがなく

距離は近いのに
親しそうなふたり　に
私は入れない

こんな思いは今まで何度経験したろう

誰とも親しくなれない

私には本当に家族しかいないよ
と　思ったら
いつも意地悪ばかり言っても
結局は一緒にいてくれる夫が恋しくて仕方がなくなった
優しい母が恋しくて仕方がなくなった