実家では相変わらす色々なゴタゴタが続いているが
天ぷらにしたふきのとうの苦味が度々口の中に蘇る
ほんの僅かではあるものの、姉弟の距離は以前より近くなった気がしている
否 やはり所詮無理なのかも、である 相手を許せるように自分の気持ちを運ぶ努力がまだ不足しているんじゃないかな…私に。
思い返せば 私は父とも全然良い関係ではなかった 出ていけ、と言われて本当に出てしまえば 例え生活に困ろうとも もっと自分らしく生きられたのではないか と今でもふと思うことはある
そんな実家に今年もふきのとうがたくさん出てきた
家が片付けられない母も、私も、そして母同様片付けない弟も多分この庭が好き、という気持ちには変わりはないのだろうと思う
天ぷらにしたふきのとうの苦味が度々口の中に蘇る
そんなこの日に初めての孫が誕生した