幸せの隙間

今日も水道工事始まるのかしらん
改装したためもあり、大通りの真横がリビングの状態
引っ越し後、何の因縁かその真横の通りで
このところひとしきり工事をしている

暑い中、作業している人達には申し訳ないのだけれど
その騒音たるや相当なもので
家が大丈夫か？と思うほど。
食卓が工事の騒音で震えている
自ずとテレビの音もボリュームアップ
ガガガガガッ　って
まるで昔のコントのようである

どこかそれがまた可笑しくて
２人で苦笑い

その振動とは無関係かも分からないが
和室の天井蛍光灯カバーの中に何かが落ちているのが見える
そんな所に入るのは決まって虫。　
大きいからカマキリか何かかと思っていた
夫は　否、なんか釘みたいのが見える　と言う
カマキリなんかどうやって入るんやっ？と
またバカにしたように言う

夫は今朝は出かけるところがあるから早起き
私はまた最近の不眠もあり朝は絶不調
ぐずぐずと過ごす

帰宅後、ひとしきり話した後
夫曰く
アレしようか

えっ　アレって？？とわざと言う
寝室でアレって何？

外（＝工事の人）に丸聞えやで　と夫

バカな会話
けれどこういうのは
外で嫌なことがたくさんある！
（と常に感じている）私にとっては
幸せの隙間である

そうして踏み台を持って来て
恐る恐る電灯カバーを外す夫
落ちたらカナンから支えていてくれ　と言う
そういうところは頼りないのである
カバーの開け方がわからない　と当初からブツブツ言っている

そして中から出てきたのは…
カマキリではなく　小さなビニール袋に入った釘とテープ。
察するにテープで器具に貼り付けてあったのだろう
で、日数の経過と工事の振動で落ちたのか　な？

うずらが亡くなって
今でも思い出す度寂しいけれど

一昨日はメダカに仕掛けた産卵床に
卵が付いているで　と夫が発見して
バケツに水を張って分けてやった

昨夜は全く思いがけず
私の実家の将来を夫が真剣に考えてくれていることが分かった

それもこれもみんな幸せの隙間

昨日も私にたくさん話しかけてくれた店長
どうしても他の人と比べたり
関係性を案じて　落ち込みそうになる私に
目いっぱい気を遣ってくれているのが分かる
期待していますよ、とせっかく計らってくれているのに
また失敗をやらかした

どうしてこうなっちゃうんだろ…

レジでの失敗
同じミスをかなり繰り返している
こういうところが私の「出来損ないの部分」なんだろう

出来損ないも含めて自分を愛する
なんて　私には難しい
だって
その「出来損ないの部分」はあまりにも広すぎて大き過ぎる
バカでかくて手に負えないのだから。

けれど幸せの隙間を思い出すことでどんな時でも笑顔になろう
バカになって笑顔を作れば
少しは出来損ないも救われるだろう

もうすぐ接種します

考えが上手くまとまらないのだが
要するに　認められていない　と感じるのが辛い…ってことである

子どもの頃、私はひとりではなれのサークルに入れられ
母は大学に出かけていた
その母が今度は　なんで来てくれないのか、連絡もしないのか
と電話をかけてくる
特に弟が出かけて一人になると不安になるらしい
こんなに何もかもわからなくなるなんて…と毎回言う

母との距離の取り方がわからない
自立した関係を持てないのである

私だって寂しい　社会で認められない辛さ等
母は私ほどには知らない
友人にも後輩にも学生にも親戚にも
親しい人に恵まれている　確実に存在を認められている
母に他人が向き合う時の表情と
私が他人に向き合われた時の表情は
明らかに違う　と思う

ああ私はどっか世の中に好かれてないんだなぁ　と常に感じてる

私はどうなりたいのか
簡単に言えば　存在を認めてほしい　のである
自分の中で自分の価値を見出したいのである

色々あってまた最近パートに行くのが辛くなってきている
もう辞めようか　と言うと
また辞めてもどっかに行きたいって言うんでしょ？
と夫。

本当は行きたい
行って　元気な気持ちで職場で過ごしたい　本当のところは。

コロナワクチンで感染の危険が少なくなったら　外食しようか？
と夫に言ってみる

私にも接種の機会が巡ってきた
現在は予約をストップしているらしいから
予約がスタートした日に　LINEを検索して近くの病院で確保出来たのはラッキーな方といえる

その日はたまたま娘の結婚式の日だった
帰宅して留袖を脱ぐや否や　予約したのだった

私がこんな風に　いつもいつも社会で挫折しているにも関わらず
子どもたちは　私の手からずっと離れたところで
何となく社会の波に乗れて　それなりに生活できるようになっているなんて
本当に奇跡に近い　

ワクチンで死んだ人があるらしいよ　と職場で２回も聞かされた
ニュースで報道されたのだろう
でも　本当にワクチンで死んだのかどうかわからないよ
ワクチンを受けるというストレスで心臓に来たのかも知れないし　って

まぁ　人はいつどこでどうなって死ぬのか　誰も予測はつかないのだが

いつかどこかでどうにかなって必ず死ぬ　ってことは確約されている

長い間苦しんで死ぬくらいなら
ワクチンが原因でコロッと死ぬ方がまだマシかな？
って

罰当たりなことを考えたりする

生きて行くのは誰でも辛いのよ　って母も昔言っていたっけ

親不孝な娘は
１週間ぶりに実家に呼ばれて明日行くことになっている

ワクチン接種後ならまだ気が楽かもな～
否　コロナ関係なしに気が重い

銀行のことが分からない　と言っておいて
いつものごとく
10個くらい判を並べて　通帳の判はどれやろ？
と。これから始まるに決まっているのである…