興味津々

日々思ったことを綴ります

世の中メリークリスマス

2012年12月25日 | ひとりごと
…なんだけど、私は明日(今日)まで閉店までの4連勤

店商売はみんながお休みの日に忙しい
で、パートさん達も休むから
余計に人が足りなくて忙しい

サービス残業はやめてください
と口を酸っぱくして言われている

だけど、現実問題サービス残業しなくては仕事は終わらない

終えられない ということは低い評価になるんですよ
効率の悪い仕事をしている ということです
会社にとって迷惑なことなんです

と昏々と説教された

当局にバレたら首切りの憂き目に合うんだそうだ

でも たしか 
新人研修で見せられた所謂ところの「教訓ビデオ」の中では
障害者の新人さんが
頑張って みんなが休みの時もひたすら懸命に働いて
真面目に頑張って頑張って…
それで 周囲に認められていく という
感動モノのストーリーだった

それを見て 人一倍頑張ろう と思ったのに

サービス残業ダメダメ というのなら

頑張っちゃダメダメ ってことにはならないのか?

確かに
時間を区切ってここまでで帰る とケジメをつければ
仕事効率は上がるだろうな とは思う

クールにパートさん達も割り切って きっちり時刻に
自分の仕事を終えて帰って行く
なかなか 偉いじゃない と感心したりする

仕事をもっとバイトや他の人に割りふるようにすれば良いんです
とも言われるのだが

でも実際 人より時間のかかる人や要領の良くない人は
その「出来ない」分時間をかけて 人に追いつこうとしてしまったって
構わないじゃないの? と思う

今の上の立場にいる人達だってみんなそうして来たのに
どうして? とも思う

勉強の覚えが悪い人は 時間をかける
時間をかけてでも努力しようとするから価値があるんじゃないのか

人の人生は
運 鈍 根 っていう

1に運命 2に鈍 3は根性
鈍 がイイのである
要領よく鋭敏に動くことに昔の知恵ある人達は価値を置いてないノダ

何かどこかでこのような矛盾を感じたことがあるなぁ

と思ったのが

息子の小学校時代
絵の展示会に名前は載せない と言っていた時だ

なぜなら 誰が上手いとか下手だとか
そういう眼で父兄が鑑賞してしまうからだそうだ…

別に良いじゃん と思った

第一誰が描いたのか分からないような子どもの絵
って 例え見に行ってもつまらない
逆に イライラする
想像で あの子が描いたんかなぁ とか思いめぐらしても
情報がつかめない立場だと謎が残るばかりだ

テレビ番組で肝心の「誰々」の所を消してあるヤツ
タレントの名前を良く知らないで見ているから
全然ワカラン
余計腹立たしい ダレのこと?イラッ
分かる人は一種優越感で見てるのかしら

名前があってこそ ふ~ん 誰々ちゃんってこういう絵描くんだぁ
とか 上手いなぁ とか
そういう風に 子どもを知る機会になるってものだ

成績の評価も明確にしないように
運動会で走る速さも優劣がわからないように
みんなおなじ
みんなの差別に繋がらないように

って なんか 変じゃないか???

一方で個性を大切に とか言いながら
優劣が明らかになるのは駄目なのだそうだ

サービス残業はダメ というのと
絵の展示会に子どもの名前を載せてはいけない というのと

問題が ずれてるのかも知れないが
でも どっか根っこのところで
その矛盾が共通するような気がしてしまう 
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ヤクザイシいるかっ?!

2012年12月07日 | お薬のお仕事
色んなお客さまがいるのである。
怒鳴って怒られたことも何度もある。
心底不愉快になりヤケクソで悪態をつきたくなったこともある。

今日のお客は夜に来た。
男性。

別のお客にレジを打っていると
いきなり入ってきて
大声で

ヤクザイシいるかっ?!
とお尋ね…

こんな時にはどう答えるのだろうか

いるかっ?と聞かれるということは
相手が薬剤師ではない と思っているということ

私こそ、そのヤクザイシでございます

なんて言いにくい 答えにくい
しかも 不愉快である
ヤクザイシ と呼び捨てにする人達には
嫌悪感を感じる

もう目の前のお客に対して
レジでやってることは私の中で上の空になってしまってる

なんて答えるべきなのか…

電子マネーの操作をしながら
少々お待ちくださいませ と取り澄まして答えてみた

すると

お待ちください じゃないっ とお怒りである
ヤクザイシおるか って聞いてるんじゃっ とおっしゃる

仕方なく ちょっとヒステリック気味声になりながら
アタシなんです 少々お待ちくださいませ

と その男 おそらくジロリと私を見たと思う
で 去ってしまったのである

レジ客は次々に並んでるし

ヤクザイシいるかっ と言ったからには
何か聞きたいことがあるのだろうし
追いかけていかないと また怒られるんだろうか
等 考えつつレジ打ちしているものだから
またもや上の空

やっとお客が途切れて 男が行った方向を見ると
もう いないっ

いったい あの客は何しに来たんだろうか

ヤクザイシいるか と聞いて それでどうだと言うのだろうか

ヤクザイシじゃないのに1類のお薬販売してたらダメじゃんと
言いたかったのだろうか

それとも単に侮辱しに来たのだろうか

謎 

お客にはゼッタイ逆らえない ものの
ちょっとは礼儀をわきまえてほしいよね…もぅ
不愉快じゃん
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やっぱり「お屠蘇」知らないんだ…

2012年12月03日 | お薬のお仕事
勤務して1年経たないパートさんが聞いてきた
「とそさん って何ですか??」

主婦。年は30くらいかな?
バイトならまだしも…
常識がないって感じでもないのに

やっぱり知らないんだ~~

お正月にね と説明すると

貴族の家ですねぇ

と笑顔で言う

あれぇ??

ジェネレーションギャップということかいな

え、庶民よ 庶民…

お屠蘇気分が抜けないこの時期に
なんて言い回しもしないのかなぁ

お正月番組で家族で着物を着ていて
お父さんは紋付き袴で
志村けんのバカ殿なんてフツウに見ていたのは
あれは「むかし」ってことなのか

屠蘇散はひとつ100円弱でレジ前で販売する

前の店では、前年の実績確認すると100個くらい売れてるから
毎年100個発注かけていた
もちろん返品は出来ないけれど
大晦日に買いに来られて無いとガッカリされるだろうから
ちょっとだけ余分に発注しておく

でも年々買う人は少なくなっている気がする

バイトの子が「これ 何ですか?」と聞いてきた時は
ビックリしたけど
もはや 主婦でも知らないんだぁ
とさらに今年は驚いた

子どもの頃は
年末に母に連れられて市場に買い物に行く
お正月の用意やら何やらいっぱい買い込むのである

花屋ではお正月に生ける松やら何やらたくさん注文する
床の間が左前だから特別とか そんなこと言ってたっけ

薬屋にも寄る。たいがい昔は お屠蘇ください と言えば
無料でくれたような覚えがある。

お酒を飲めない家族だから お正月だけは
小さな月桂冠みたいなのを買う
それは 今の我が家でも受け継いでいる

その月桂冠に お屠蘇のパックを大晦日からつけておく

お正月になると
お屠蘇セットが登場する
さかづき三段重ねたやつ
子どもは小さいさかづきをもらって形だけ

おめでとうございます
とご挨拶するのだよ

というと それが貴族の家庭だって言う

アタシ おせち料理も食べないんです とのこと

ふ~ん
イマドキは そんなものかな

この頃は
お正月でも どこだって店は開いているものね 
何も年末に慌てて 買い込む必要はないし
外食すれば済むことだし

でも やっぱりそれが習慣ってモノだ
年末ともなると つい買い込んでしまう

だいたい もしかして今の人は
お雑煮も食べないんでないかい?

そういえば
美容院は年末になると混み合う と思い込んでいたら
全然今はそんなことない、とのことだった

お正月には何となく着物を着て 初詣に行く
朝からお雑煮食べて 年賀状を見るのだ
その前にお屠蘇でいちおうご挨拶
お仏壇にお参りして 父からお年玉が配られる
テレビの中でも すがすがしくみんな和服を着てるじゃないか
食べるものは おせちに鯛の姿焼き
結び昆布に小梅のご福茶を飲む

なんて そんな感じのニッポンのお正月は変わりつつある?のかしらん

かくいう私も 今の職場に勤めるようになってからは
年末年始 バタバタのお仕事で
着物なんて着ている暇なんて全くない
というより
そもそも結婚してからお正月に着物着たことあったっけか

が さすがにお雑煮はパスしたことはないモンね…
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