興味津々

日々思ったことを綴ります

親に謝られたって・・・

2016年09月30日 | ひとりごと
脳内の機械を使った検査はまだだが
現段階の診断結果は「科が違う」「専門外」
とのことだった

開口ひとこと
「いつからなの?」
え~ 以前からです と答える
まぁ子どもの時から…
うっかり忘れたりはよくあります

小学校何年生くらい?
学校の成績はどうだった?

などなどの質問の結果

今のところは
大人の発達障害 ではないかと

治療には
50年分の歴史をたどるってことになる

家庭生活は続けられる

帰りに店舗に行って
休みを取りたいと伝えた

やりたいの?調剤

私の答えは まだNOではない

はっきり言って本当は
まだ やりたい気持ちが残っている

要はやる気ですから といつものセリフ

さんざん理不尽なことを言われた挙句
適性がない との判断を以前の店舗で告げられた

それでも時に親切丁寧に教えてもらい
多少は仕事も覚えた
時折には和やかに過ごせた
が結局
そこの店舗の管薬とは 合わないだろうと

移された店舗では 認知症でないの?
ということだから 検査を受けたのだ

なぜなら 認知症なら この仕事は出来ない

そうなれば 自分でも納得できる

がしかし そうではなかった

それを 今までの生きにくさは
発達障害 だったのだ と思えば
スッと納得できるような気がした

帰宅し、玄関ドアを締めたら
うずら達が鳴いている
さっと涙がこぼれた

ふうん そうなんか

で とりあえず休むと言ったって
この先どうするのだろう
どうなるのだろう

会社から電話がかかり 謝られた
きつく若い管薬を叱っておきます

まぁ ヒトによってはパワハラだと
訴えることもあるだろう 

いえいえ 私こそ勝手しまして
管薬さんは悪くないですよ

と 答える

恐らくは
表面だけの謝罪に
こちらも多分ウソの表面だけの謝罪で答える

自分でも認知症と言った相手に怒っているのか
怒っていないのか わからなくなってしまっている

否 確かに本当は怒ってはいる

なぜなら 
その後電話で話した友人に
会社に謝られたことを告げると
そうや そんなん失礼やん!
と叫んでくれたら スッとした 

母に話す いつもの長電話で

困難に相対すると
未だに私は年老いた母に頼ってしまう

そうやって何とか切り抜けてきた

曰く
あんたは小さい時はかしこかった

言っては悪いけれど
お父さんの方の血筋は
極端な人が多い とか
自殺した人もいる とか

そんないい加減なことを
なんで
何度も私に吹き込むのだろう

そして 自分の死後 弟を頼むとか
仲良くしてくれ とか
家の工事の手伝いに 従妹に来てもらうとか
法事をしたい とか

話がなかなか終われない

私も話をすることで不安がなくなる気がしている

でも話をしているうちに
だんだんと もうたくさん という気になってきた
もう 一刻も早くふとんに入って眠りたい

だけど話の切り方がわからない

悪いけど、もう 私 フラフラなのよ
電話切ってもいい? と言った

もう一度かかってきた電話で
あれから 考えた
私の育て方が悪かったと反省している
といつもの如く言ってきた

反省している と言われたって
どうしようもないよ

謝ってほしくもない

頭の中を不安がよぎり
何ごとにも集中出来なくなってしまった

そしてまたうっかりと忘れる

休みを取って良かった

だけど
本当のところ
来週復帰できるのだろうか



私は
単純に いやな勉強から
逃げている

逃げ出したいから
そうやって
逃げ出す口実を作っている

甘えているだけなのかも知れない

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認知症外来に行くぞ

2016年09月28日 | ひとりごと
調剤が出来ない=薬剤師ではない なのか

そうではないでしょ といちおう反発した

なぜなら、免許を持っているんだから
そして 調剤していないが OTCで管理薬剤師として
今まで 相応のお給料をもらってきたから

それが薬剤師じゃない というのなら
薬剤師として過分のお給料をもらった分返金しないといけない
ってことになる

また 自分は薬剤師としてお給料をもらっているのだから
それ相応の働きをしなければ
という意識でずっとそれなりに苦しみつつ頑張ってきた

それを一度に全部否定されることに無抵抗ではいたくなかった

また
調剤室に入るのは あるいは 調剤をするなんて
失礼でしょ と言われたけれど

そういう相手の方が 充分にもっと失礼なんじゃないの
と言いたかったけど それは言えなかった

だいたい 失礼 という言葉を使う方が
失礼だ

生保 だと気づかずに 
投薬している横に並んで会計をしようとしてしまった

気付かずにいた自分が悪い それはわかるよ

だけど その私に対して自分の子と同じ年齢の管薬の子に
ガミガミ叱られた上に
「だいたい相手に失礼でしょ」と最後に言われた

そうかしらん
それを失礼というのか
生保でお会計が無料になっている ことを知らなかったことが

無料をイイコトに高価な先発品を希望している患者さんに

うっかり間違えてレジ前に立っていたことがそれほど「シツレイ」なんか

それより いくら研修を受けている自分より立場が下の相手だからと
失礼だ といちおう多分常識のある親ほどの年齢の人間に言ってのける
あんたの方が ちょっと失礼じゃあ~りませんかねぇ~??
っとは言えなかった

そもそも
常識がある とは思われてない 信用もされてないのだ
この情けなさ みじめさ 切なさ

こんな姿を子ども達には絶対見せられないな
と思うと涙がこぼれそうになる

理不尽にガミガミ言われて しょんぼり首をうなだれる
指導いただいてありがとうございます!と顔がゆがめながら言わなければならない
この気持ち わかりますか… わかんないんだろな多分
ってそもそも わかろうとなんて思われてないだろう

今出した薬をどこから出したかわからなくなるなんて

ほら、さっき言ったでしょ

さっきも言ったと思うけど

何歳かって さっき言ってたやん お母さんと一緒の年齢って
そんな印象的なこと言っておいて また何歳か って

それは認知症ですよ

ほんとに そうかも知れないと思えてきた

それより何より 認知症だったら即この仕事は辞めるべきだと判断できる

認知症でなかったらなかったで自分でも安心できる

仮に
私が認知症だったら これまでの全ての自分の悩みも理由がわかって納得できる
かも知れない

認知症だから 友人が出来なくて去られる
他人と話がかみ合わないし 人望もない
すぐに大事なこと忘れるから信用されなくなってしまうからだ

認知症だから 仕事ができない これも納得

そういうことなのかな もしかして

私の頭が委縮してるのかどうか診てもらうぞ

でも結果が怖くてたまらない

もしも そうだったら どうなるんだろう…
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おチビさんが行ってしまった

2016年09月11日 | うずら
くろちゃんが病気で亡くなってから数ヶ月経った

残る7羽の管理が日々難しくなっている

出来ることならみんな幸せになってほしいのに

ただでさえ、夫が嫌ううずら達

それでも可愛い子たち

毎日のそうじと餌やりもだいたい2時間くらいかかるのだけれど

そのそうじの間にも癒された

職場を思い出して泣きながらうすらを見守ったこともしばしば

くろちゃんの病院で
うずらは本来1羽ずつ飼うもので
雌と雄は分けて発情しないように と言われて

飼うのが難しくなった

相手を求めて泣き叫ぶ雄達の声が厳しくなってきた

あまりに 傲慢な あまりに 騒々しい 
その鳴き声で

その子の意のままにしてやりたくなった

それで1番弱々しく 
1番 頭の弱そうな その雄をベランダ近くに連れてきて

窓ガラスを開けた

そうしてどうするかを見守った

前回は 外に出ないでいたのに

ついに出て行った

直前までギャーギャー鳴いていたそのエネルギーを
外に飛び出ることで 鎮めて行った

おびえながら ゆっくり そして さっさと歩いて行った

振り返ることもなく

隣との境を越えて 

それでも 私はじっと見ていた

もう帰って来ないかも知れない

いや また ひょっこりと戻って来るだろう

食べるものもないし

ここが自分の家だとわかっているだろうし

と 反芻していた

呼んでみたけれど 反応ナシ
近所を探してみたけれど どこにも見えない

夜になり やっぱり帰って来ない

どこにいるんだろうな

とうとう 出て行ってしまった

ヘビにやられるかも知れない
猫にやられるかも知れない
夜行性の動物にきっと狙われるだろう

あるいは朝にカラスにやられるかも知れない

私はちびちゃんを わかっていて
危険なところに逃がせてしまった 
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