(Sometimes I'm Happy.)

好きなことを記録しているノートです。
ようこそいらっしゃいました。おくつろぎください。

ある日の対話。

2009-11-23 | 2006_2010_memo
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Dear T

It's me.
自宅パソコンからメールします。
このアドレスは良く使うし、
出張中も見ることができるので、
今後もありだと思います。

12月12日は、セッションに行きます。
細かい移動スケジュールはともかくとして、
演奏に参加したいと思います。

たぶん今回もまたビジネスホテルに一泊して、
翌日早朝から別のところへ行くことになると思います。

ところで、Blue Bossaのキーはなんですか?
シットのエスじゃなくて、Cmですか?

よろしく。

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Hi N

12・12了解。大歓迎。
アドレスの件も確認。
私用で仕事場に送信するのは、気が引けていたがよかった。
これを普段使いにしとくよ。

投宿先はCホテルか。
オレは他の宿泊組連中とMの家に泊まる予定。
ホテルがとれなかったら、こっちに合流すればいい。

豪農の古屋敷につき、空きはあるよ。
車があれば代行で移動することになるが。

blue bossa キーはCm。

spainが気になっていたので、さらうことにした。
12・12ころまでには吹けているはずなので、
伴奏できるようなベースやピアノはいないかもしれないが
ヒマがあって、まだ覚えてたら、ユニゾンであわせる練習につきあってくれ。
キーはコリアのオリジナルのBm。(#2つ)

ビル・クロウは、パーカーについて独自の体験をしていておもしろいやね。

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Dear T

よろしくたのむよ。

アドレスの件、今まで悪かったな。
これを使ってください。

宿はたぶん去年と同じで、このホテルだと思う。
まだ、予約はしていない。

blue bossaのキーはCmで、了解。
昔、さかいまちのなんとかってところで、
いっしょにやったな。
今回は、オクターブ上げることに挑戦だ。

スペインは、面倒な曲だね。
やっているうちにどこにいるかわかんなくなる。

キーはコリアのオリジナルがBmってことは、
俺の楽器だとC#mだ。
弱るね。

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Hi N

20091123spain in Bb.PDF
移調読みの訓練中だがB♭は、どうもいかん。

したがって、フリーダムジャズダンスや、スペインなどの、
難曲――しかも、ソプラノで吹きたいような曲――は、
節を曲げて、移調した譜面で練習することにして、
名より実をとっている。

しかも、完全デジタル化の訓練もしているが、
これも節を曲げた。
オレのつかっているアレグロというソフトは、
練習番号や、最初の段だけ音部記号を書くのや、
フェルマータなどのアーティキュレーション、
コメントテキストなどをデジタル入力するのに手間。
しかもコードネームの書体・Q数を選べない。

よって、オレの手書き音符は汚いので、デジタル化するとして、
コードネームほかもろもろは、手書きという、折衷譜面が、
読みやすいことがわかった。

ということで、まあこんな有名曲の譜面はたくさん持っているだろうけど、
その昔、別のキーでフルートさんらとやった可能性もあるだろうから、
オリジナル(コリアがよく演奏している)Bmキーの、
オレ自作の半デジタル化B♭譜を進呈しよう。

いっしょに演奏したいので、練習しといてね、
ということじゃないからね。

だいいち、こんなことに“かかずらわって”いたら、人生は、
なにもしないうちに、終わってしまう。
人間にとっては、スペインを吹けることよりも、
社会性を磨くことのほうが大事らしいからな。

しかし、オレは、スペインについてはここ何年も逃げてきたので、
ここらでオトシマエをつける予定。

このあとは、ビー・バップと、52番街のテーマが待っている。
ミス・アンはテーマを吹けても、アドリブがちんぷんかんぷんだ。

もう一生も、二生も欲しいところ。

またね。

追伸:
ちなみにスペイン、C#(in Bb、以下同)をセンター音として、
Eメジャースケールを吹いていれば、あとは、
コードが移り変わると、同じ音が勝手にテンションやオルタードになるから、
「ペアレントスケールをEメジャーとする演奏しやすい曲」と見た!

鬼のような練習をしてコードトーンを正確にトレースしていくことよりも、
アドリブメロディの横のラインを説得力あるものにするほうが、音楽性は高まる

余裕ができたら、最後の4小節で、C#m→C#7に進行する
“大岡越前チェンジ”のところ、
Eを使っていたのを、ここだけは、Fにすると、伴奏に寄り添って吹いているように聞こえる。
ひらたくいえば、それっぽい。

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Dear T

おーっ。。。。スペインの譜面まで付いてくるとは!
ありがとう。

実は、俺もあのメール出したあとで、スペインをB♭に書き換えた。
#が4つってのは、
あらためて冷静になってまちがわないようにイチョウがイチバンだね。
前に使ってたのはCの譜面を急いでボールペンでB♭にした読みにくいものだったんで、
Finale Notepad 2008Jでお清書することにしたんだ。
送ってもらったのと比べてみると、コードが若干違ってるね。

あのときも挫折したけど、これはなかなか大変だね。
ゆっくりとさらってみたけど、
結構中音域以上が続くので、何回も繰り返し練習する曲じゃないな。
Blue Bossaと続けてやると、頭の血管が切れるかもしれないよ。
こんなのばっかりやってるとしんどいなー。
Take The A Trainとか、バラードとかも入れときたいね。
指の練習もしなきゃならないし、
一応それらしく聞こえる慣用フレーズもいくつか覚えたい。

そうそう、ビル・クロウ、読んでいるんだね。

バンドの話の中で、
どうやって終わりの音を決めればいいかっていう質問に、
一番ハズレてると思う音を吹けばいいんだよ、って件があって、
こりゃ、いつもの自分と同じだと思って笑った。
俺はいまだにコードがわかんなくって、
メロディを覚えたら、あとはカンでアドリブとってるから、
一生やっても、たいしたミュージシャンにはならないと思う。
でも、練習してると頭ん中が白くて気持ちがいいよ。

またね。

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青春ドラマが好きだ!

2009-11-15 | 2006_2010_memo

2005年に放映された「ドラゴン桜」を久しぶりに見て、
やっぱり感動してしまった。。。。メモしておく。

TBSチャンネルがデジタル放送もできるようになったので、
綺麗な映像で見ることができて良かった。

もうちょっと古くなってしまったドラマだけれど、
受験シーズンをむかえて、
受験生たちはこの番組には勇気付けられることも多いと思う。
たかがドラマ、されどドラマ。。。。
でも、みんながそれぞれで密度の濃い時間を送っていたとしても、
受験勉強の孤独感を解放してくれるこんなドラマは
たま~に思い出して見たほうがいいと思う。
(大きなお世話かもしれないが。。。)

それにしても今活躍している若いタレントが、
5年前にこんなにスクラム組んで良いドラマに出演していたことに感心する。
ハセキョーや阿部ちゃんはともかくとして、
サエコや新垣や中尾明慶や小池徹平、
ヤマピーや長澤まさみも、みんな演技がうまいと思う。

「プロポーズ大作戦」が記憶に新しいけれど、「ドラゴン桜」はほんとに良かった。

小生、夏木陽介や竜雷太の時代から青春ドラマが大好きだったし、
今でもたまにカラオケに行くと、ついつい「太陽がくれた季節」なんか歌ってしまう。
だから、若い人がいい演技している映画やドラマを見ると、
幾つになっても胸がワクワクしたり泣いてしまったり、もう大変なのだ。

やれやれ。


メモ/「五線譜のラブレター De-lovely」

2009-11-05 | 2006_2010_memo
「五線譜のラブレター De-lovely」をCATVで見た。
 コールポーター(Cole Porter)の半生をドラマ化した映画だ。
ここのところコールポーターの曲を努めて聴いたりさらったりしていたので、あらためて、コールポーターがどんな人間で、どんなことを考え、どんな気持ちで作曲していたのか、この映画でわかって良かった。しかし、まぁ、それ以上に妻のリンダとのラブストーリーに泣かされてしまったわけだが。。。。

 コールポーターは有名な作曲家だ。ジャズのスタンダードとして数々のプレイヤーが採りあげて演奏している。チャーリーパーカーも、「Charlie Parker Plays Cole Porter」というアルバムを作っているほどだ。
 コールポーターの曲はすべての曲が美しい。ハズレが全くない。僕が好きなのは、やはり「Night and Day」だが、何度聴いても、何度演奏しても飽きない。また、「So in Love」は、ラフマニノフが作曲したのではないかと思われるほど叙情的なメロディでしっとりとした静かな曲だ。昭和の時代には毎週日曜日の夜に日曜洋画劇場のエンディングで淀川長治がサヨナラ・サヨナラ・サヨナラと繰り返した後に流れるのがこの曲だった。
 さて、コールポーターのオムニバスCDをずいぶん前に購入してもっているのだが、インターネットのCDデータベースでも表示されないのでここで紹介しておくことにする。

「VARIOUS-THE COLE PORTER SONGBOOK」
1988 BMG Music
TMK(s) RCA Corp.
Made in USA
8413-2-R

1-ANOTHER OP'NIN', ANOTHER SHOW (Gogi Grant,Howard Keel,Anne Jeffrey)
2-I LOVE PARIS (Hill Bowen and his Orchestra)
3-JUST ONE OF THOSE THINGS (Lena Horne)
4-I'VE GOT YOU UNDER MY SKIN (Eddie Fisher)
5-I GET A KICK OUT OF YOU (Tommy Dorsey and his Orchestra)
6-MY HEART BELONGS TO DADDY (Mary Martin)
7-YOU'RE THE TOP (Cole Porter)
8-IN THE STILL OF THE NIGH (Norman Luboff)
9-ALWAYS TRUE TO YOU IN MY FASHION (Della Reese)
10-YOU DO SOMETHING TO ME (Mario Lanza)
11-WUNDERBAR (Hill Bowen and his Orchestra)
12-LET'S DO IT (Eartha Kitt)
13-SO IN LOVE (Alfred Drake)
14-EASY TO LOVE (Boston Pops Orchestra)
15-I CONCENTRATE ON YOU (Dinah Shore)
16-NIGHT AND DAY (Frank Sinatra)
17-IT'S ALL RIGHT WITH ME (The Jonah Jones Quartet)
18-AT LONG LAST LOVE (Lena Horne)
19-ANYTHING GOES (Cole Porter)
20-BEGIN THE BEGUINE (Norman Luboff)


 ところで、主役のケビン・クラインよりも妻のリンダ役のアシュレイ・ジャッドにときめいてしまったので、そちらも記録しておく。そうメモ、記憶、記録は大切なんだよ。すぐ、なんでも忘れちゃうからね。

○アシュレイ・ジャッド (リンダ・ポーター役)
1968年4月19日、米カリフォルニア州生まれ。

五線譜のラブレター De-lovely

製作年 : 2004年
製作国 : アメリカ
配給 : 20世紀フォックス映画
上映時間 : 126分
キャスト・スタッフ - 五線譜のラブレター De-lovely
監督 : アーウィン・ウィンクラー
出演 : ケビン・クライン 、 アシュレイ・ジャッド 、 ジョナサン・プライス

F-16の爆音に酔いしれる。。。。

2009-10-18 | 2006_2010_memo
ところで。。。。今日は、
三沢航空祭に行ってきた。

早朝から、航空祭会場に向かう車の渋滞を目の当りにして、
ハラハラしながら会場へ!

今回は、例年の倍以上の25万人の人出があったようだ。

ソレモソノハズ、ブルーインパルスだけでなく、
サンダーバーズ(米軍機)が飛行するということで、
航空祭自体が異様に盛り上がっていたと知人から聞いた。
会場内で私の近くにいた女性も、
サンダーバーズの曲芸が始まる頃には冷静さを失って飛び跳ねていた。
傍からは意味もなく見えるこのしぐさが、
彼女の心の中をストレートに表しており、
それだけの緊張と期待感が誰の心にもあることが、
手に取るようにわかったし、
今思い出してみれば、自分もその高揚感の中にいた。

asahi.com 朝日新聞サイトより転載

サンダーバーズの飛行は、ブルーインパルスに比較すると派手だ。
機種もF-16なので一回り大きく、
アクロバット時の爆音も振動をともなってズズンとお腹に響いてくる。

基地内では、それぞれに工夫を凝らした模擬店がたくさん出ていて、
楽しい限りだった。
ちなみに、手元資料を収納するために
迷彩ショルダーバッグを購入したが、1000円と安かった。
それから、骨付きターキーの焼いたものや
本場のホットドッグ、航空祭専用容器入りコカコーラなどを買って、
うれしがった。

また行きたいと思った。

最近の出来事。

2009-10-12 | 2006_2010_memo
久し振りに日記。

先週、長崎から佐賀の嬉野、そして長崎へとマークXを借りて走り回った。
長崎の博物館で行啓対応があり、皇太子殿下のご訪問に際し貴重な経験をすることができた。
その日の午後は、嬉野でも評判の高い大正屋椎葉山荘へと向い宿泊した。
山荘の名が示すとおり緑に囲まれた山の中で、
近くには川のせせらぎもありく、自然を満喫しながら露天風呂に入った。

翌日は諏訪でプレゼ。その翌日は台風で足止め。
ホテルのチェックアウトタイムも一時間伸ばしてくれた。
なんとか帰ることが出来たが、予定していた美術館視察はキャンセルした。
霧が峰に本当に霧が出ていて、車で移動できなかったのだ。

帰宅時、自宅近くで、COBYのMP100-1Gを購入。
980円なのに、1GB分の曲を入れておくことができる。
早速、ラフマニノフやマイルス、コールポーターのオムニバスやらを
どすどす録音して持ち歩いている。
最近は皆、I-Podだがこの安っぽさがうれしい。

ここのところ、万歩計をつけてとにかく歩くことにしている。
台場では砲台のほうまで歩いてみる。
やはり出会うのは、ワイシャツ姿のサラリーマンが多い。
皆同じように万歩計をつけているのかもしれない。
夜も歩く。
暗いのでいつも見えている目印が見えず、道に迷って怖い思いをしたりする。
もっと歩こう。

昨日は、部屋の大掃除。
きれいに片付いた部屋で、A列車やらNIGHT&DAYやら吹きまくり気持ちが良い。

今日は、入り口のラティスが腐ってきていたのを新調。
同時に、モノ入れ(物置の小さなやつ)にペンキを塗った。

やろう。。やろう。。。と思っていて出来なかったことが
少しずつ片付くと、ホントに気持ちが良い。

久し振りにセッション。

2009-09-26 | 2006_2010_memo
好きだなー、トランペット。だけでなく、プレーヤーの女性には脱帽っす。
いやー、本番の皆様にご好意で加えていただきました。
お客さんも多くて、その視線に晒されて。。。。満足いただくための演奏をしなければならないとの思いを強くしつつ、いやー、ここには天使はいないねぇ。
マリンバの心優しいお方、そして美しいピアニスト、素晴らしいドラム、そして愛情あふれるベーシスト。
いつものように感動してしまう。
にもかかわらず、指は電気ショック、唇はキス直後(?!)。とんでもないよな。天から降って沸いた幸せにつつまれつつも、そいつを右から左へうけながしたとして、どん底も味わいながら、終わってしまったー。
哀れみを感じるが、またもや好きでやっている自分のこと、それどころではない因縁をここに逆転味わってしまう。
これからも、きちっと自分を出して、その場で投げやりな演奏をせずに、サイコーの音楽をやれるようにしようと思った。自分のテクを磨くだけでなく、自分のプレーヤーとしての存在に磨きをかき続けなければな。
天気がよいのは、こっちのもの。愛しているよ、沙織さん。ん・でも、マジな感覚を忘れずに、場数を踏もう。

こんにちわ。

2009-09-22 | 2006_2010_memo
今朝、散歩に出かけたときのこと。(群馬県に帰省中でした。)
川沿いの土手を歩いていると、
汗をかきながらランニングする高校生に出会う。
近くに高校があるのだ。
男子高校生がバタバタと、横を通り過ぎていく。
頑張るねー。。。と感心した。

しばらくして、また一人やってきた。
今までの生徒とちょっと感じが違うな
と思っていると女子高校生だった。
ふーむ、男子だけではないのか。。。と
歩きながら考えていると、
すれ違うときに彼女と目が合った。
とたんに、「こんにちわ!」と元気な声。
走りながら挨拶された。
こちらももごもごと挨拶を交わしたが、
ちょっとドキッとした。

素直そうな笑顔、輝いていた。
青春、スポーツ、汗、無垢だな。。。。

一支国博物館・建築完了

2009-08-31 | 2006_2010_memo
一支国博物館・建築完了
なんて不思議な形態だろう……故・黒川紀章さんの設計だ。

壱岐市立一支国博物館は長崎県壱岐市に来春新しくオープンする博物館である。
また、この博物館は長崎県埋蔵文化財センターを併設する博物館でもある。
今回、建築が完了したので、ここに披露する。

外観・環境や景観に配慮した変わったフォルム。展望塔が特徴でもある。

壁面・打ちっぱなしの壁に窓ガラスが強調されている。

エントランスホール・円筒形のエントランスには、インフォメーションやミュージアムショップができる予定。

エントランスから展示室へと続く階段・沈黙のステップが「魏志倭人伝」の世界へといざなう演出的な階段。

エントランスサイン01・エントランスからは埋蔵文化財のオープン展示コーナーや子どもにお薦めの「キッズ考古学コーナー」へとつながっている。

エントランス全景・床には壱岐島が描かれており、名所が内照式のパネルで設置されている。

サイン・施設は四層構造。

天井・吹き抜け空間の天井には四角錐が乗っている。

2階の回廊・入り口庇が特徴的だ。地層をイメージした庇の内側は構造物としては圧巻。

3階の回廊とテラス・この辺りがカフェコーナーになる。

屋上・芝生が敷きつめられており、イベントステージもある。観望会やコンサートなどが実施される予定。

展望塔からの景色01・原ノ辻遺跡を臨む。環濠集落のある弥生の原風景。大陸との交易を証明した最古の船着場がある。

展望塔からの景色02・内海湾が臨める。壱岐島の特徴が手に取れる。

暑いな~。

2009-08-08 | 2006_2010_memo
暑いな~。エアコンの具合も悪くて、さらに暑さが個人的に増している今日この頃。。。
こんなに暑いと何もする気が起こらなくなるのがフツーだ。

んが、しか~し。
やってきたのである。TくんとNight and Dayの地獄のフォーバース特訓!!
Band-in-a-Boxを使っての、延々終わらないサックスとラッパのかけあいである。
汗は流れるにまかせ、唾も飛ばすにまかせ、決して同じフレーズで構成してはいけない。
とはいえ、コードのとらえ方を研究するために、なん度もやり直すのはOKだが。。。
まぁ、そんな訳で暑い中での練習はつらかったが、一曲仕上がった。

さて、それだけではない、今日は暑苦しさに耐えながら、
公園で野外練習をした。
いつもと同じ、またもやⅡm7-Ⅴ7のフレーズ訓練だ。
ただでさえ暑いのに雑草に囲まれながらラッパを吹くのは、
ちょっとしたスポーツであり、サウナ効果まである。
それに蚊にくわれるので、
血液を減らして脱水症状に突き進む危険を犯しての練習だ。
手ぬぐいを頭に巻いて汗をせき止めていたが、
後で絞ったらジャーっと汗が滴り落ちた。

ペットボトルには、ポカリスエット。
休み時間にはタバコを吸うので、携帯灰皿は欠かせない。

Jazz at the Philharmonic 1946

2009-08-02 | 2006_2010_memo
 ジャズプロデューサーの偉才ノーマン・グランツは、1940年代にすでに芽吹いていた新時代のジャズを発掘し、それらの到来を心から待ち望んでいた聴衆へと提供しました。

 ノーマン・グランツのプロデュース手法は、それまでの完成度の高いサウンドをアルバムとして提供しラジオを通じて浸透させていく方法と異なり、スタープレイヤーと新進気鋭のプレイヤーによるスリリングな大型ジャムセッションを開催し、熱狂的な生演奏そのままを群衆へとぶつけ、その群集の拍手や奇声とともにホットなオールスターセッションの興奮を収録、提供するものでした。

 中間派ジャズとビバップの交錯する時代、スタープレイヤーには次のようなミュージシャンがノーマン・グランツによって選ばれ新鮮な瞬間を共有しました。J.Jジョンソン(tb)、イリノイ・ジャケー(ts)、レス・ポール(g)とナット「キング」コール(p & vo)、レスターヤング(ts)、フリップ・フィリップス(ts)、ロイ・エルドリッジ(tp)、そしてチャーリーパーカー(as)。この中でレスター・ヤングはプレズ(President 大統領)の愛称で中間派を代表するプレーヤーとして活躍していたわけですが、ビリーホリデー(vo)やパーカー、コールマン・ホーキンズ(ts)とすばらしいライブ演奏を行い、その内のいくつかの革命的な演奏がここに残されています。

 ここに掲載した「Jazz at the Philharmonic 1946」は、JATPの中からチャーリーパーカーがフィーチャーされた演奏をまとめたものです。パーカーファンはかつてボックス入りのレコード「Jazz At The Philharmonic 1944-1949」(完全収録版ではなかったと思います。)でしかこれらの素晴らしい演奏を聴くことができませんでしたから、才気溢れるパーカーが聴ける1946年のJ.A.T.P.の中からパーカーの演奏のみを集約したCDがあるというのは大変画期的だと思います。

 さて、これらの演奏の中で特質すべきナンバーは何といっても「Oh, Lady Be Good」です。このパーカーのテーマからアドリブへと流れるフレーズの数々はとても美しく、後にVocalise(ヴォーカリーズ)の先達Eddie Jefferson(エディ・ジェファーソン)が歌詞をつけて歌ったほどです。僕は、大和明氏がNHKのFM放送で流してくれたものをエアチェックして何度も繰り返し聴いたものですから懐かしさも人一倍あります。

 僕らは今日、JATP1946のようなダンディズムに酔いしれる瞬間を得られなくなってしまいました。せめて一週間の終わりの日曜日には、昔のことを思い出してパーカーやC.ホーキンス、プレズの音楽に浸るのもいいかもしれません。


レーベル: Polygram Records
ASIN: B0000046LT

1. Sweet Georgia Brown
2. Blues for Norman
3. I Can't Get Started
4. Oh, Lady Be Good
5. After You've Gone
6. I Got Rhythm
7. Introductions by Norman Granz
8. J.A.T.P. Blues