(Sometimes I'm Happy.)

好きなことを記録しているノートです。
ようこそいらっしゃいました。おくつろぎください。

友部正人にしてしまった

2006年11月03日 | 2006_2010_memo
現代詩文庫はあったが、吉本隆明詩集はなかった。

思い余って、友部正人詩集を購入した。
友部の今風なのは、「くるり」かもしれないな。良くは知らないけど。
友部の思いは誰かに届いたのか。。。。。。
70年代を思い出した。
友部正人は詩でおなじみなのではなく、歌だった。ヘルメットをかぶってトラックの荷台にのり、北総台地を走っていたあの頃。頭の中を友部の歌が流れていた気がする。合宿所に着くと食当がカレーライスを作ってくれていた。AやBが、都会にいるときより生き生きとしていた。簡易シャワーで汗を洗い落として、湿った布団に包まって寝た。それから、翌日も集会とデモで盛り上がった。

ところで、いくつかの詩集売り場に行ってみて気がついたが、だいたい書棚は短歌や俳句のコーナーのそばにある。なんとなくだが、詩集より短歌・俳句の本の数のほうが勝っている気がする。そして、必ずそこには中年女性が一人いて、俳句の本を熱心に読んでいたりする。ぼくは、いまのところ吉本隆明の詩にしか目がいかないので、あの女性たちが何を求めているのか知らないが、なんとなく興味を感じてしまった。