「五線譜のラブレター De-lovely」をCATVで見た。
コールポーター(Cole Porter)の半生をドラマ化した映画だ。
ここのところコールポーターの曲を努めて聴いたりさらったりしていたので、あらためて、コールポーターがどんな人間で、どんなことを考え、どんな気持ちで作曲していたのか、この映画でわかって良かった。しかし、まぁ、それ以上に妻のリンダとのラブストーリーに泣かされてしまったわけだが。。。。
コールポーターは有名な作曲家だ。ジャズのスタンダードとして数々のプレイヤーが採りあげて演奏している。チャーリーパーカーも、「
Charlie Parker Plays Cole Porter」というアルバムを作っているほどだ。
コールポーターの曲はすべての曲が美しい。ハズレが全くない。僕が好きなのは、やはり「Night and Day」だが、何度聴いても、何度演奏しても飽きない。また、「So in Love」は、ラフマニノフが作曲したのではないかと思われるほど叙情的なメロディでしっとりとした静かな曲だ。昭和の時代には毎週日曜日の夜に日曜洋画劇場のエンディングで淀川長治がサヨナラ・サヨナラ・サヨナラと繰り返した後に流れるのがこの曲だった。
さて、コールポーターのオムニバスCDをずいぶん前に購入してもっているのだが、インターネットのCDデータベースでも表示されないのでここで紹介しておくことにする。
「VARIOUS-THE COLE PORTER SONGBOOK」
1988 BMG Music
TMK(s) RCA Corp.
Made in USA
8413-2-R
1-ANOTHER OP'NIN', ANOTHER SHOW (Gogi Grant,Howard Keel,Anne Jeffrey)
2-I LOVE PARIS (Hill Bowen and his Orchestra)
3-JUST ONE OF THOSE THINGS (Lena Horne)
4-I'VE GOT YOU UNDER MY SKIN (Eddie Fisher)
5-I GET A KICK OUT OF YOU (Tommy Dorsey and his Orchestra)
6-MY HEART BELONGS TO DADDY (Mary Martin)
7-YOU'RE THE TOP (Cole Porter)
8-IN THE STILL OF THE NIGH (Norman Luboff)
9-ALWAYS TRUE TO YOU IN MY FASHION (Della Reese)
10-YOU DO SOMETHING TO ME (Mario Lanza)
11-WUNDERBAR (Hill Bowen and his Orchestra)
12-LET'S DO IT (Eartha Kitt)
13-SO IN LOVE (Alfred Drake)
14-EASY TO LOVE (Boston Pops Orchestra)
15-I CONCENTRATE ON YOU (Dinah Shore)
16-NIGHT AND DAY (Frank Sinatra)
17-IT'S ALL RIGHT WITH ME (The Jonah Jones Quartet)
18-AT LONG LAST LOVE (Lena Horne)
19-ANYTHING GOES (Cole Porter)
20-BEGIN THE BEGUINE (Norman Luboff)
ところで、主役のケビン・クラインよりも妻のリンダ役のアシュレイ・ジャッドにときめいてしまったので、そちらも記録しておく。そうメモ、記憶、記録は大切なんだよ。すぐ、なんでも忘れちゃうからね。
○アシュレイ・ジャッド (リンダ・ポーター役)
1968年4月19日、米カリフォルニア州生まれ。
「
五線譜のラブレター De-lovely」
製作年 : 2004年
製作国 : アメリカ
配給 : 20世紀フォックス映画
上映時間 : 126分
キャスト・スタッフ - 五線譜のラブレター De-lovely
監督 : アーウィン・ウィンクラー
出演 : ケビン・クライン 、 アシュレイ・ジャッド 、 ジョナサン・プライス