(Sometimes I'm Happy.)

好きなことを記録しているノートです。
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一支国博物館・建築完了

2009年08月31日 | 2006_2010_memo
一支国博物館・建築完了
なんて不思議な形態だろう……故・黒川紀章さんの設計だ。

壱岐市立一支国博物館は長崎県壱岐市に来春新しくオープンする博物館である。
また、この博物館は長崎県埋蔵文化財センターを併設する博物館でもある。
今回、建築が完了したので、ここに披露する。

外観・環境や景観に配慮した変わったフォルム。展望塔が特徴でもある。

壁面・打ちっぱなしの壁に窓ガラスが強調されている。

エントランスホール・円筒形のエントランスには、インフォメーションやミュージアムショップができる予定。

エントランスから展示室へと続く階段・沈黙のステップが「魏志倭人伝」の世界へといざなう演出的な階段。

エントランスサイン01・エントランスからは埋蔵文化財のオープン展示コーナーや子どもにお薦めの「キッズ考古学コーナー」へとつながっている。

エントランス全景・床には壱岐島が描かれており、名所が内照式のパネルで設置されている。

サイン・施設は四層構造。

天井・吹き抜け空間の天井には四角錐が乗っている。

2階の回廊・入り口庇が特徴的だ。地層をイメージした庇の内側は構造物としては圧巻。

3階の回廊とテラス・この辺りがカフェコーナーになる。

屋上・芝生が敷きつめられており、イベントステージもある。観望会やコンサートなどが実施される予定。

展望塔からの景色01・原ノ辻遺跡を臨む。環濠集落のある弥生の原風景。大陸との交易を証明した最古の船着場がある。

展望塔からの景色02・内海湾が臨める。壱岐島の特徴が手に取れる。

暑いな~。

2009年08月08日 | 2006_2010_memo
暑いな~。エアコンの具合も悪くて、さらに暑さが個人的に増している今日この頃。。。
こんなに暑いと何もする気が起こらなくなるのがフツーだ。

んが、しか~し。
やってきたのである。TくんとNight and Dayの地獄のフォーバース特訓!!
Band-in-a-Boxを使っての、延々終わらないサックスとラッパのかけあいである。
汗は流れるにまかせ、唾も飛ばすにまかせ、決して同じフレーズで構成してはいけない。
とはいえ、コードのとらえ方を研究するために、なん度もやり直すのはOKだが。。。
まぁ、そんな訳で暑い中での練習はつらかったが、一曲仕上がった。

さて、それだけではない、今日は暑苦しさに耐えながら、
公園で野外練習をした。
いつもと同じ、またもやⅡm7-Ⅴ7のフレーズ訓練だ。
ただでさえ暑いのに雑草に囲まれながらラッパを吹くのは、
ちょっとしたスポーツであり、サウナ効果まである。
それに蚊にくわれるので、
血液を減らして脱水症状に突き進む危険を犯しての練習だ。
手ぬぐいを頭に巻いて汗をせき止めていたが、
後で絞ったらジャーっと汗が滴り落ちた。

ペットボトルには、ポカリスエット。
休み時間にはタバコを吸うので、携帯灰皿は欠かせない。

Jazz at the Philharmonic 1946

2009年08月02日 | 2006_2010_memo
 ジャズプロデューサーの偉才ノーマン・グランツは、1940年代にすでに芽吹いていた新時代のジャズを発掘し、それらの到来を心から待ち望んでいた聴衆へと提供しました。

 ノーマン・グランツのプロデュース手法は、それまでの完成度の高いサウンドをアルバムとして提供しラジオを通じて浸透させていく方法と異なり、スタープレイヤーと新進気鋭のプレイヤーによるスリリングな大型ジャムセッションを開催し、熱狂的な生演奏そのままを群衆へとぶつけ、その群集の拍手や奇声とともにホットなオールスターセッションの興奮を収録、提供するものでした。

 中間派ジャズとビバップの交錯する時代、スタープレイヤーには次のようなミュージシャンがノーマン・グランツによって選ばれ新鮮な瞬間を共有しました。J.Jジョンソン(tb)、イリノイ・ジャケー(ts)、レス・ポール(g)とナット「キング」コール(p & vo)、レスターヤング(ts)、フリップ・フィリップス(ts)、ロイ・エルドリッジ(tp)、そしてチャーリーパーカー(as)。この中でレスター・ヤングはプレズ(President 大統領)の愛称で中間派を代表するプレーヤーとして活躍していたわけですが、ビリーホリデー(vo)やパーカー、コールマン・ホーキンズ(ts)とすばらしいライブ演奏を行い、その内のいくつかの革命的な演奏がここに残されています。

 ここに掲載した「Jazz at the Philharmonic 1946」は、JATPの中からチャーリーパーカーがフィーチャーされた演奏をまとめたものです。パーカーファンはかつてボックス入りのレコード「Jazz At The Philharmonic 1944-1949」(完全収録版ではなかったと思います。)でしかこれらの素晴らしい演奏を聴くことができませんでしたから、才気溢れるパーカーが聴ける1946年のJ.A.T.P.の中からパーカーの演奏のみを集約したCDがあるというのは大変画期的だと思います。

 さて、これらの演奏の中で特質すべきナンバーは何といっても「Oh, Lady Be Good」です。このパーカーのテーマからアドリブへと流れるフレーズの数々はとても美しく、後にVocalise(ヴォーカリーズ)の先達Eddie Jefferson(エディ・ジェファーソン)が歌詞をつけて歌ったほどです。僕は、大和明氏がNHKのFM放送で流してくれたものをエアチェックして何度も繰り返し聴いたものですから懐かしさも人一倍あります。

 僕らは今日、JATP1946のようなダンディズムに酔いしれる瞬間を得られなくなってしまいました。せめて一週間の終わりの日曜日には、昔のことを思い出してパーカーやC.ホーキンス、プレズの音楽に浸るのもいいかもしれません。


レーベル: Polygram Records
ASIN: B0000046LT

1. Sweet Georgia Brown
2. Blues for Norman
3. I Can't Get Started
4. Oh, Lady Be Good
5. After You've Gone
6. I Got Rhythm
7. Introductions by Norman Granz
8. J.A.T.P. Blues