映画ときどき…

映画の事を中心に更新していきたいと思います

続・深夜食堂

2018年08月14日 14時58分10秒 | 映画
すっきりしない気持ちを埋めるかのように、プライムビデオで鑑賞。


いいです。

みんな、一生懸命で。

食事で切り替わる時ってあるなぁと、逆に気持ちを切り替えるために食べる事も。

何も言わず見守るマスターは決して無関心ではなくお客が気づかないぐらいの距離感でお節介をやく。

思い通りにいかない世の中だけど、こんな飯屋があったら通っちゃうでしょう。

みんな誰かに聞いて欲しいんだよね。

未来のミライ

2018年08月14日 14時09分23秒 | 映画
open間もない頃の様子よりもかなり寂しくなった映画館で観た。

それなりにお客の入りもありそうだけど、椅子の改装とかできないものなのか?

寂しい気持ちになるよね

建築家のお父さんが造った家は素敵だし、くんちゃんは可愛い。お母さんの気持ちも少しは解る。

命の繋がりそのものが奇跡だという事が伝わってくる。

が、観終わった後の自分には疎外感のような気持ちが生まれ。

何だかこの世界には入れないままでした。

反省です。

これから夏休みのファミリー映画は、よく吟味してから鑑賞することにしよう。

日本の夏休みはファミリーのものなのだ。


モリのいる場所

2018年07月25日 16時01分19秒 | 映画
今年は、いろいろと大変な年だ
久々の映画館


夫婦とは、こうありたいものだ。

この映画を観て、みんなそう思うだろう。

言いたい事を含みつつ生活する妻の様子に好感が持てた。

それに応えるように時々の夫の思いやり。

妻なしでは生きていけないという気持ちが伝わってくる。

始めの昭和天皇のシーン。面白かった。
なんて書いたら怒られる?

丁寧に作られた感がある食事のシーンは、飯島さんだろうか。

アジの開きが美味しそうだった。


シングルマン

2018年04月15日 21時18分58秒 | 映画
鑑賞日は2011/3/21
書き記した過去の雑記帳から
ネタバレ注意‼︎です

心にすーっと沁みてくる。
優しい感情が生まれた。
主人公が愛する人を突然亡くし、自分の中に閉じ込められていた想いが次々と出てくるたびに哀しみに覆われてしまう。もし、多数派を占める愛の関係であれば、その哀しみを分かち合える人もいたであろうに、教授という地位も名誉もある立場である事に更に苦しめられていたように思う。
やがて、ありのままの自分で生きて行こうと決断する。その想いと共に訪れる静かな死。こういう最期で良かった。
心というのは杓子定規にはいかないもの。
自分の中に気付く心と立ち直ろうととする気持ちがあれば生きていける。強くなれると信じたい。

と、ここまでが過去の感想です。

とにかく、スタイリッシュな作品だったという印象。その割に内面に踏み込んでいて、そのバランスがさらに物語を美しくしていた。




シェイプ・オブ・ウォーター

2018年03月25日 00時59分56秒 | 映画
美しく強い心と醜く弱い心の対比。



イライザがどんな生活を送っているどんな子なのか。それを現す映像が好きです。
卵を茹でるお湯のポコポコという音や靴の磨き方。
毎日の行動がおざなりにならずに大切に生きている感じがいい。

それとは対照的なストリックランドの生活。
二人の子供と美しい妻。そして、流行りのマイカー。コマーシャルにでもなりそうな暮らしぶりだが、退廃が感じられた。

自分の理想の居場所を求める結果、自分を追い詰めてしまう姿に同情してしまう。

切ない恋愛はシザーハンズと重なった。

細部まで心を配って丁寧に創られた作品は素晴らしい。