映画ときどき…

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シングルマン

2018年04月15日 21時18分58秒 | 映画
鑑賞日は2011/3/21
書き記した過去の雑記帳から
ネタバレ注意‼︎です

心にすーっと沁みてくる。
優しい感情が生まれた。
主人公が愛する人を突然亡くし、自分の中に閉じ込められていた想いが次々と出てくるたびに哀しみに覆われてしまう。もし、多数派を占める愛の関係であれば、その哀しみを分かち合える人もいたであろうに、教授という地位も名誉もある立場である事に更に苦しめられていたように思う。
やがて、ありのままの自分で生きて行こうと決断する。その想いと共に訪れる静かな死。こういう最期で良かった。
心というのは杓子定規にはいかないもの。
自分の中に気付く心と立ち直ろうととする気持ちがあれば生きていける。強くなれると信じたい。

と、ここまでが過去の感想です。

とにかく、スタイリッシュな作品だったという印象。その割に内面に踏み込んでいて、そのバランスがさらに物語を美しくしていた。