ここ一連のマウス話はこれを最後にしますので、お許しを。
ただ「使いにくい!」では良く分からないので、数字で比較しておく。ただし、厳密な測定はできないので、参考として。
数字とは言ったものの、何で計ろうか。今回の問題は左クリックが維持できないことが一番の問題であった。ということはクリックに必要な重さを調べれば良い。でも、何で?
多分押す力はグラムオーダーで、我が家でそれに対応できる重さをはかる道具は、(料理などで使う)タニタのハカリしかない。ということは、測定法は決まってしまい、マウスをハカリに乗せて、クリックする時に必要な力を重さとして測定するしかない。
写真のように、人差し指の腹が当たるところにマーキングしてハカリに乗せ、マーキングしたところに力を入れたり抜いたりして、最初にクリック音がする重さ、左クリックがONになる重さ、そこから力を抜いて左クリックがOFFになる重さを記録した。
結果は以下の通り。
普通のマウスはエレコムのコレ。静音マウスはバッファローのコレ。
静音マウスは普通のマウスの約2倍の力が必要だったのですね。もともと40グラム程度の力でONになるマウスに使い慣れている状況で、その約2倍の力が必要なのは、そりゃー同じようには使えません。
さらに、クリック音の有無も、実は重要です。普通のマウスはON時だけでなく、OFF時もクリック音がします。つまり、ドラッグ中に力が抜けてもクリック音がするまではドラッグが維持できる。それに対して静音マウスは、まずクリック音が小さい(当たり前か)、かつ、ONと一致しない。その上、OFF時にはクリック音がしないので、いつOFFになったのかわからない。さらに言うと、静音マウスはOFF→ONのヒステリシス(力)も小さそうだ。
なるほどー。
この結果をみて: 静音マウスという新しい機能を出すのは良いのですが、新しいことのために今までの使い勝手が変わってはいけないと思います。クリック音を小さくするためには押し圧が大きいスイッチになってしまうのはしょうがないのでしょうけど、普通のマウスを使い慣れている指でも違和感がないようにしてほしいと思います。それができなければ、パッケージの裏で良いですから、目立つように「クリックには通常マウスよりも強く推す必要があります」とか書いておいてほしいな。というか、そんなことは書けないのでしょうね。
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