劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン TV放送版
先日、日本テレビ金曜ロードショーで放送されたので、録画してみました。もちろん円盤も持っているのですが、ついつい。
いろんなことは語りつくされていると思うのですが、今回一つ気が付いたことがあります。少佐のお兄さんが船を処分するということで、ヴァイオレットもそこに行った時のくだりです。
ヴァイオレットちゃんがかすかにほほ笑む。
それを見たディートフリート・ブーゲンビリア(少佐の兄)の表情がちょっとだけ変わるのです。
前
後
口角がちょっとだけ上がっている!画面全体を見ていて、この変化は心に入ってくるでしょうか?少佐の兄が少しづつ心を開いている思いが、このほんの少しの変化に込められていると感じます。
石立監督のコメントに 「アニメーション作品は、手で描いた膨大な枚数の「絵」、つまりたくさんの手で描いた「線」の集積で出来上がっています。その一本一本の線に、ヴァイオレットの願った、未来への想いを込めようとスタッフ皆で精一杯作り上げた作品です。」 とありました。このシーンは、その一本の線の一つではないかと思った次第です。
ところで、島で灯台に泊まる場面で、モールス信号が流れます。
念のため?解読してみました。あまり上手ではない手打ちなので、一部?です。
g u n a(et?) k u n r m q(ma?)
特に意味があるセンテンスではないようです・・。
閑話休題。これを見るのは何回目かわかりませんが、いつものようにティッシュを相当消費したのでありました。私にとって、不朽の名作アニメです。原作ファンの中には劇場版の特にディートフリートの表現に不満の方もおられるようです。原作を読まない派としては、そんなことはどうでも良くて、アニメという括りではTV版も見ると劇場版をもっと楽しめるよ~と言っておきましょう。
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