時には、物欲から離れて・・
アニメの「四月は君の嘘」を見ていたら、急に「ラストコンサート」（ここも）を見たくなった。ツタヤに走ったかと言えば、そうではなくて、ちゃんとDVDを持っているところが・・。
DVDを何回も見直しています。数年に一度、見たくなる。最初からウルっときて、最後のコンサートホールのシーンは、ティッシュの箱が手放せません。
細かいことだけでなく、リアリティでは突っ込みどころ満載な作りですが、このタイプの映画はそのような見方をしない方が幸せです。
今日は数年ぶりに観て、鼻をかみながら、気持ちよく泣きました。
女優さんが可愛い（当時）。撮影時に、昭和顔で昭和のヘアスタイル。演技がはまっている。おじさんなら、あこがれる、若い子からせまってもらえる的な。その部分は、妄想系。ステラを支える、おばさんの表情も、涙を誘発。頭を真っ白にしていれば、これでもか！と、はめられるエピソード。音楽が、お・ん・が・く・が、素晴らしい。いかにもなカット割り。全てが伏線として、ラストの「泣き」につながっていく。
1976年封切りってことは、39年弱前ですか！そう思えば、色あせない映画ですね。
最初に見たのは大学生の頃、地元の映画館で。誰と見に行ったかはヒ・ミ・ツ。そのころ「ジェレミー」も見た記憶がよみがえってきた。73年封切りなので、これはリバイバル上映だったか。どうも若いころから、このような感じのモノが好きだったみたい。
