タンブラー深山 大阪浪華錫器

タンブラー深山 大阪浪華錫器
 
深山は「しんざん」ではないですよ。「みやま」だそうで。
 
錫製のタンブラーです。奥様からクリスマスプレゼントでいただきました（へへ）。
 
能書きを見ますと、これでビールを飲むと美味しいらしい！？
そうです。私は錫製の器を使ったことが無いので、そのありがたみがわからないのです。
 
私はビールが好きです。グラスにも少しこだわりがあって、いくつか試しました。
 
初期は、ガラスの小さなコップを使っていました。一口か二口で飲み干すようなヤツ。次はジョッキです。これは冷蔵庫で冷やしておくと、更にうまくなる。缶ビールの35缶がちょうど一杯入るくらいのサイズ。何回か種類を変えて、結構この時代は長かった。そのあとが、ワイングラスです。何年か前のCMでやっていて、うっそーと思いつつ試したら、良かった。
 
そんなガラス系のコップが好きな私からすると、えー金属ですか！というのが、プレゼントの箱を開けた時の正直な感想です。と言うのも、ちょっとだけ銅のカップを使った時期があり、あまり良い思い出が無かったので、そのイメージを重ねてしまったわけです。
 
さて、恐る恐るビール（プレモル）を注ぐと、泡が大量発生！なんじゃこりゃ！！次はグラスを傾けて、ゆっくり注ぎました。大量ではありませんが、やはり泡は出ます。それも単なる泡ではなく超クリーミーな泡です。ゴクリと飲むと、おっ、これはウマい。こんな泡はガラスのコップでは作れませんよ。
 
味は・・特に味そのものが変わるわけではないけど、クリーミーな泡があることによる変化は確かに感じます。少し苦味が緩和されるというか。
 
錫製タンブラー、恐るべし！
 
検索したら、錫の表面の突起がこの泡を作るのだそうです。
 
次に実験君。発泡酒を注ぐとビールになるのか（誇張表現です）？
結論から先に言うと、発泡酒は発泡酒でした。しかし、クリーミーな泡が発生することにより、いつもよりはリッチな気分で飲めました。味に関しては、より発泡酒をひきたてるような、そんな感じです。
　
ということで、錫製のタンブラーは「アリ」です。経験が無い方は、ぜひ試してみてください。お勧めします。