ダサクな日々

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魔女の秘密

2015-09-20 23:32:54 | 日記

戦争を無くすなんて 簡単な事なのに

誰も誰かを殺さなければ いいだけの事なのに

2007.10.4



「魔女の秘密展」に行ってきたのだけど

こんな感じの↓三つ子アヒル「サン」と「ショク」と「ダンゴ」ちゃんがのっかて


怖かった… 人間が

中世ヨーロッパの魔女狩りについても
いろいろ展示されていましたが

拷問道具が…

真っ赤に熱した鉄を手にのせ(ここで十分苦しいのだけど)布でくるんで
後日 手がなんともなかったら無実
膿んでたいりしたら魔女=死刑・火あぶり

いや おかしいよね おかしいよね おかしいよね

フツー反対だよね

無傷だったら魔女だろ
普通の人間は 熱々の鉄にぎったら大変な事になるに決まっているよ!!!

間違っている事を 間違いだと言えない世界

苦しいなぁーー

今も昔も変わらない

あと あと あとー
口を広げる拷問道具があって
器具を口の中に入れて無理に広げるのだけど
最初は歯が折れて 次には顎が砕かれる のだそうな

なんでそんな事をーーー

魔女だとするには 本人の自白しかないそうで
自白させるために 酷い拷問を行ったようなのですが
ほとんどの人は耐えきれず 身に覚えが無い事を自白するそうな

耐えて自白しなかった人は 無実となって釈放されるわけですが
拷問で体中は 折れたり潰れたり大変な事になっているわけで
そんなで釈放されても その後は大変な生活が待っているわけだろうし…

地獄をつくっているのは まぎれもなく人間だし

当時は 病気やら天候不順の飢饉やらで 大変な上に
戦争もあるし 魔女狩りもあるしで
一体どんな生活だったのだろう と
それは 苦しい暗い生活だろうな
そんな中を どんな気持ちで生きていったのだろう 

私の大好きな作家さん
舟崎克彦さんの「ババロワさんいらっしゃい」ていうお話の中で
「世界一危険な動物は人間だ」 ていう場面があるのだけど
まさしく その通りですよ と思いました

そんで最後に…
そんな恐ろしげな拷問道具をわざわざ見に来る人間
しっかりじっくり興味ありありで見る自分も
恐ろしげなぁ~ と思うのでした



  「果てには」 
    あー もう終わるんだ
    どんな苦しみも
    どんな喜びも
    終わってゆくんだ
    どんな辛さも
    どんな嬉しさも

    そして 後には 何か残るの?
    何が残されるの?

    ウソか幻か

2013.10.31


コメント
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