ダサクな日々

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寒い夜中の帰り道

2015-12-06 21:22:02 | 日記

夜を越えて行くよ

遠くまで そこまで

冷たい風を体に通して 行くよ
 

1991.12.18


飲み会の帰り

終電には間に合いましたが
終バスはとうに終わっており
歩いて帰れない距離ではないので
とぼとぼと深夜の道を 歩いて帰りました

ふと上を見ると―

くっきりとオリオン座が 輝いておりました

見える星は数少ないけど
冬の星空って 煌めきが増す感じがするーー
寒い空気の中 チカチカまたたくのがね いいね
吐く白い息が似合う 冬の星空

ずうっと前に
ケニアとタンザニアに行った事があるのですけど

そこでみた星空は 凄かった!!

星の粒々がでかくて ぶわーてあって
空の隅から隅まで全部が星 
流れ星も何個か尾を引いて

とにかく空中が 星で 圧巻

ただただ 凄い

一日中明るい街中では 決して見る事は出来ない星空

残念だ 本当は あんなに凄い星空があるのに

文明の恩恵を受けて生活しているわけだから
明かりなんていらなーい なんて言えないけど

得たものと 失ったもの
どちらが大切? そんな事 簡単にはわからない

街中でも
明かりを全部消してみたら
見えるのかな 空中が星で埋まるトコロが

なんて事 考えながら歩いていたら
建物の陰から なにやら獣が出てきた

猫か?と思った所で くるりと背を向け
逃げてった

しっぽが太かったし 動作が
たぬき!?とか思った

自宅近くの自然林では
タヌキの生息情報もあるので
あれはホントにタヌキだったかも~

アライグマラスカルより
やはり日本のタヌキであってほしいなー
と思ったりするのでした

寒くなってきたので
いろんな所で↓埋まり始めた

毎日 毎日 かわいいこと!!


 「迷い」
   あの星を見ながら
   この夜を どこまで歩こう
   あの星を眺めて
   この夜をどこまで歩けばいいのか
   次の夜明けが来て そのうち夜の帳が落ち
   今晩も今晩を過ごすのか

   いつも何かがカラカラみたいで
   早く何かを見つけなくてはならないようで
   ふらふらと不安定で
   どうやってこの夜を歩くのか
   何かを助けるたった一つの方法も
   見つからない

   あの星を捜して
   今夜もいったい
   どこを歩いているのだ

1991.12.5





コメント
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