あわーい光の中で ずっと夢を見ていたい
現実の光は毒々しくて
けどその毒々しさは自分自身
台所の床にさ 見慣れないものが落ちていて
おやややや と思って
近づいて見てみたらば
じゃがいも切った時に落ちて
そのまんま数日たった
全面的にカビたじゃがいも君 でした
んで ふと思ったのだけども
最近の食パンて カビないなぁ
私の小さい頃は
食パンは油断すると すぐにカビて
カビた所をちぎって食べていた
(これってダメらしい ちぎってもカビの菌糸は回っているらしい)
食パン カビた所をちぎらなくなったなぁ
カビた食パンを見なくなったのは
いつ頃からだろか
決して食パンを 放置しなくなったわけではない
結構置きっぱなしで
ぱさんぱさんになっても カビはしない
いいんだか悪いんだか
それは結構 恐ろしい事じゃないのだろうか
食べ物は 時期が来ると腐るものですよ
生きているものは死んでゆくのと同じように
腐らないって 生きてないって事?
よくわかんないけどー
本日の空も綺麗で素敵で
日が暮れる前の白い月

劇的に空は輝いて

月も輝いていく

この瞬間が 結構 好き
「あの空で泳ぎたい」
空は何処までも続いているのだよね
この目に映るものしか知らないけれど
あの素晴らしくきれいな空は
この目の知らない所でもきれいなまま
続いているのだよね
朝も 昼も 夜も
あの空にいたい
1991.7.11