小林が日々の稽古に使っている即興訓練方法に(俳優や身体表現者に向けた身体・思考アプローチ)フェルデンクライスというものがある。
『立つこと、歩くことをもっと芯から出す!』ということに更にしっくり来るために練習する。
その勉強会を急だが、来週おこなうことにした。
VOGA公演が終わってから、辞書にない言葉の音をさぐるというカゲロウさんという俳優さんに出会い、俳優は言葉を媒体に表現するのに対しやはり動き手も動作の発信どころを見直したいと感じた。
『立つこと』を練習することは、立位置を直すことでも、形を追ったり探し求める作業でもない、、、。
『歩くこと』は、からだを運ぶことだけの作業でないように思える。
じゃ~、なんなんだろう。
境地だとおもう。立つという行為が生まれる境地。
座るでも寝るでもない心持ち。
立つ必然性だよ。なんで、立った状態で語ったり、話したり、踊ったり、演技したりすんだ?
感情や感覚を極限まで添いで、物理的な行動の土台をつくり
それから舞台上で演じるキャラクターや存在感を+する流れをつくりたい。
勉強会には、俳優さんや動き手を招待し実際にどんな変化が起こるか、、、。
うん。やってみる。