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ダンサーの身体調整ーバイオメカニクスの視点から:ダンスワーク舎特集

2015-09-05 | this AND that

「これがいいと言われたものをただ闇雲にトレーニングするのではなく、自分の現在の状態を科学的に把握しながら意識的にトレーニングを行う姿が、ダンサーにも必要ではないか」

ーダンサーの身体調整なぜバイオメカニクスなのか 入江敦子氏より(2015)

自分自身は、今のトレーニングの主となっている=フェルデンクライス、合気道、山仕事へ行き着いたのには、理由があった。

西洋のバレエテクニックで身に付いた習慣が、必ずしも今自身が目指す表現へのアクセスを容易くしていないという事実を実感したからだ。今までの身体に染み付いた何を一旦捨て、そして何を身につけ、更に深めたいか、どんな感性で踊りを捉えたいかを稽古するのが=ダンストレーニングだとしたら、闇雲にトレーニングする事は、稽古していないに等しいのかもしれない。

ダンスに科学は、あるのか?

沢山のワークとダンスの関係性の事例に触れるのは、ただただ視点が広がり嬉しいのだ。

 

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こはやしも、微力ながら投稿させていただいた。

 身体調整法としてのフェルデンクライス的アプローチ~持続可能な表現活動のために~

 


鴨川ダンス駅伝_愛でる#2井澤佑治さん

2015-09-04 | this AND that

わたしが愛でるのは、おそらくこのような「生活」だと思う。と教えて下さった。

「引きこもりもニートも社長もビジネスマンもみんな一緒。人としてそこに全力で存在して生きている。さまざまな人びとが、日常の多くとは違う身体や心の使い方をして、ちいさな変化が起これば。そこから日常もすこしずつ、あるいは大胆に変化していけば。」

何を大切にしていたら、あんなステップが奏でられるのだろう・・・
井澤 佑治さんが、鴨川ダンス駅伝にて踊ってくださる。

 


鴨川ダンス駅伝_愛でる#1 米田量さん

2015-09-02 | PROJECT

【愛でる】という動詞たち
•admire, appreciate, love
•hold dear, care for, treasure, cherish
以外にも、ポジティブな響きや働きのある動詞が見受けられるに気づくのは、わたしだけだろうか。

「あなたの愛でるものは、なんですか?」という問いに彼は、こう答える。

「その感覚を持つものが自分にとっては何にあたるのか、該当するものをまだイメージできません。自分より大きなものは愛でるとは言わないですよね。小さなものに対する気持ちでしょうか。

僕は人の変化がどのようにおこるのかを探ってきました。そのなかで、人が自由になっていくのをとめる働きをしているのが、意外にも世間一般ではポジティブな価値観だと思うようになりました。

成長、幸せ、明るい未来、とは何だろうか。人はそれに向かわなければいけないのか。強いポジティブさは、その背景に陥ってはいけないネガティヴさを•••」

と続く。
わたし自身、5月に大きなカラダさん大変革を経験してからというもの
Dark side of Positive Thinkingという視点が備わっている。

 

と続く。

わたし自身、5月に大きなカラダさん大変革があってから、Dark side of Positive Thinking を疑う目が備わっている。

米田量さん。

この辺の心境をダンス駅伝でも語っていただく。

 

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目的語に向かって使われる動詞が必ずしもヒトの【生きる糧】になり続けないことに気づいた。わたしは、(主語)日本の原風景を(目的語)愛でます。(動詞)。ゴール、ポジティブシンキング、エフィシェンシー(効率性)、サステイナビリティー(持続可能)。

 

What to love.は、目的語をはっきりとさせた愛でるという行為は、以外と危ういのかなー。

わたしたちは、目的語を使わないと会話できないのだろうか。

目的語があると、方向性が決まりすぎて話し辛く感じるときも。。。

【的】を見ている【目】が、どうしてそれをみたり、感じたりしたいのか。あなたの愛でるモノ(目的語)に関心があるのではなく、その背景をただただ一緒に共有したいのです。