調べて欲しいとローカル局より「FT-736MX」の持ち込みが有りました。
初めて見る立派なリグなので調べて見るとMXタイプは50Mhz~1200Mhzまでカバーしている様です。
しかし現物には50Mhzのユニットは装備されていません。?
動作を調べて見ると…
144Mhzは送受信共まったくダメです。
430Mhzは受信は出来ますが送信がダメです。
1200MhzはN栓のケーブルやアンテナが無いので未確認…
周波数表示は問題無くメインダイヤルを回すと正確に変化する。
YAESUのHPに回路図が有ったので信号の流れを検討…
早速内部を見てみました。
ホコリやサビも少なく保管状態は良かったようです。
先ずは電源をチェック、スイッチングレギュレーターの様です。
電圧は13.8Vと9V共に正常に出ていました。
中央が144Mhz基板、右が430Mhz基板です。(電源ユニットは裏側に有ります)
まずは送受信信号の出ていない144Mhz基板をチェック…
元の信号は出ているのに…
どうもこのICが???
このICから送受信時に157~159Mhzの信号が出ているはずなのだが…
基板を取り外し各部のハンダをチェック、怪しいところを再ハンダ。
再組み付け、期待して電源を入れるも状態は同じ…
受信時に周波数変換へ供給される157~159Mhz当たりを確認すると信号は出ている。
しかしメインダイヤルの操作に関係なく少しずつ上の方へと変化する???
144Mhzまで見られる周波数カウンターが無いので無線機でモニター。
後から調べた430Mhz基板の場合はこの周波数はメインダイヤルの操作に比例して変化する。
TRの不良くらいなら何とでもなりそうだがICがらみだと難しい。
次に430Mhz基板をチェック、受信は問題無いので送信信号の流れを追うと…
中央の小さなフェライトコアーに巻いた線が断線しているのを発見!
ここで信号が途切れている。
これも替え部品が無いのでここで中断。
ファイナルのパワーモジュール
144/430共ハンディ機の小出力でドライブしてやるとそれなりのパワーが出るので問題無さそう。
そんなことで今回は修復できず残念な結果となりました。
初めて見る立派なリグなので調べて見るとMXタイプは50Mhz~1200Mhzまでカバーしている様です。
しかし現物には50Mhzのユニットは装備されていません。?
動作を調べて見ると…
144Mhzは送受信共まったくダメです。
430Mhzは受信は出来ますが送信がダメです。
1200MhzはN栓のケーブルやアンテナが無いので未確認…
周波数表示は問題無くメインダイヤルを回すと正確に変化する。
YAESUのHPに回路図が有ったので信号の流れを検討…
早速内部を見てみました。
ホコリやサビも少なく保管状態は良かったようです。
先ずは電源をチェック、スイッチングレギュレーターの様です。
電圧は13.8Vと9V共に正常に出ていました。
中央が144Mhz基板、右が430Mhz基板です。(電源ユニットは裏側に有ります)
まずは送受信信号の出ていない144Mhz基板をチェック…
元の信号は出ているのに…
どうもこのICが???
このICから送受信時に157~159Mhzの信号が出ているはずなのだが…
基板を取り外し各部のハンダをチェック、怪しいところを再ハンダ。
再組み付け、期待して電源を入れるも状態は同じ…
受信時に周波数変換へ供給される157~159Mhz当たりを確認すると信号は出ている。
しかしメインダイヤルの操作に関係なく少しずつ上の方へと変化する???
144Mhzまで見られる周波数カウンターが無いので無線機でモニター。
後から調べた430Mhz基板の場合はこの周波数はメインダイヤルの操作に比例して変化する。
TRの不良くらいなら何とでもなりそうだがICがらみだと難しい。
次に430Mhz基板をチェック、受信は問題無いので送信信号の流れを追うと…
中央の小さなフェライトコアーに巻いた線が断線しているのを発見!
ここで信号が途切れている。
これも替え部品が無いのでここで中断。
ファイナルのパワーモジュール
144/430共ハンディ機の小出力でドライブしてやるとそれなりのパワーが出るので問題無さそう。
そんなことで今回は修復できず残念な結果となりました。