1972年、今から46年前に私とQSOしたリグが診断のために手元にきました。
使用されていた方は当時高校生だったそうです。
写真はその時発行されたQSLカードです。当時ハガキは10円で送れたのですね。
機体は後期型のようで後ろ面のファイナルユニットが有る部分のビス部がへこんで居てファイナル部の空気の流れが良くなっています。
ホコリがなぜか電源のパワーTR部に集中的に積もっている。電源や同軸コネクターの清掃も必要のようです。
こちらのスイッチノブ2個は本来同じ方向を向いていなければならないのですが、手前のが変な方向を向いています。
ON/OFF の動作は問題ありませんでした。
内部のホコリは割と少ないが、空気穴から入り込んだホコリがケースに…
RF、AF、ドライバーの各ユニット。
部分的にサビの多い所が有ります。AF部のトランス部や各部のビス等…
ドライバーTR、かすかに2SC517の文字が見えます。
ファイナルユニットです。左が2SC517の取り付け面、右が基板面です。
リレーは2個使用して有りますが取りあえず分解清掃です。
シャーシー下面のユニットはホコリが少なくきれいです。 VFOはケースに囲われているのでホコリの侵入はほとんど無しです。
シャフトは何とか磨かなくても良さそうなサビ具合でしたが結局磨きました。
電源を入れてみようと思い100Vプラグを見るとこちらも清掃しなくては、またコードにヒビ割れらしき物が有るので要交換です。
電源投入、ランプの切れは無さそうです。
13.8Vと9Vの電源電圧も少し低めですが問題無さそうです。
各ボリュームやスイッチの確認です。
VRは全てにガリが有りました。数回動かしていると収まるのも有りましたが、ダメなVRには接点洗浄剤を少し使用したらガリは無くなりました。
各スイッチは切り替え時にガリと言いますが接触が不安定と言う事は有りません。
音声VRを一杯に上げても低周波発信しないのでAFアンプ部の電解コンデンサーの交換は必要なさそうですが、他ユニットのこの電解コンデンサーは要交換です。
実際のところは電解コンデンサーは外して見ないと本当の良否は分かりません。
下の写真は以前取り外した電解コンデンサーですが、上から見てOKでも下から見ると液漏れしている物が結構有りました。
受信は50~52Mhzまで固定チャンネルを含め出来ています。
正規マイクは有りませんが、この機体は送信スイッチが有るので早速ダミーロードを付けて送信テストです。
逓倍ユニットの出力が他の機体に比べると半分くらいなので2SC460Bの劣化か…
それでも送信パワーは8W位出ているので当面は問題無さそうな気がします。
各部コイル&トリマーの調整で10W近くまで行けました。
電源が13.1Vと少し低めに設定して有りますので正規の13.8Vにすれば10W越えになるでしょう。
DC電源での送受信も確認、問題無さそうですが、コネクター部分を動かすと電源が切れることが有るので端子の清掃がまだ不十分のようです。
各部の清掃や電源コード、ビスの交換で奇麗になりました。
そんなことであちこちからTR-5200が5台そろいましたので記念撮影です。
長文お読み頂きありがとうございました。
使用されていた方は当時高校生だったそうです。
写真はその時発行されたQSLカードです。当時ハガキは10円で送れたのですね。
機体は後期型のようで後ろ面のファイナルユニットが有る部分のビス部がへこんで居てファイナル部の空気の流れが良くなっています。
ホコリがなぜか電源のパワーTR部に集中的に積もっている。電源や同軸コネクターの清掃も必要のようです。
こちらのスイッチノブ2個は本来同じ方向を向いていなければならないのですが、手前のが変な方向を向いています。
ON/OFF の動作は問題ありませんでした。
内部のホコリは割と少ないが、空気穴から入り込んだホコリがケースに…
RF、AF、ドライバーの各ユニット。
部分的にサビの多い所が有ります。AF部のトランス部や各部のビス等…
ドライバーTR、かすかに2SC517の文字が見えます。
ファイナルユニットです。左が2SC517の取り付け面、右が基板面です。
リレーは2個使用して有りますが取りあえず分解清掃です。
シャーシー下面のユニットはホコリが少なくきれいです。 VFOはケースに囲われているのでホコリの侵入はほとんど無しです。
シャフトは何とか磨かなくても良さそうなサビ具合でしたが結局磨きました。
電源を入れてみようと思い100Vプラグを見るとこちらも清掃しなくては、またコードにヒビ割れらしき物が有るので要交換です。
電源投入、ランプの切れは無さそうです。
13.8Vと9Vの電源電圧も少し低めですが問題無さそうです。
各ボリュームやスイッチの確認です。
VRは全てにガリが有りました。数回動かしていると収まるのも有りましたが、ダメなVRには接点洗浄剤を少し使用したらガリは無くなりました。
各スイッチは切り替え時にガリと言いますが接触が不安定と言う事は有りません。
音声VRを一杯に上げても低周波発信しないのでAFアンプ部の電解コンデンサーの交換は必要なさそうですが、他ユニットのこの電解コンデンサーは要交換です。
実際のところは電解コンデンサーは外して見ないと本当の良否は分かりません。
下の写真は以前取り外した電解コンデンサーですが、上から見てOKでも下から見ると液漏れしている物が結構有りました。
受信は50~52Mhzまで固定チャンネルを含め出来ています。
正規マイクは有りませんが、この機体は送信スイッチが有るので早速ダミーロードを付けて送信テストです。
逓倍ユニットの出力が他の機体に比べると半分くらいなので2SC460Bの劣化か…
それでも送信パワーは8W位出ているので当面は問題無さそうな気がします。
各部コイル&トリマーの調整で10W近くまで行けました。
電源が13.1Vと少し低めに設定して有りますので正規の13.8Vにすれば10W越えになるでしょう。
DC電源での送受信も確認、問題無さそうですが、コネクター部分を動かすと電源が切れることが有るので端子の清掃がまだ不十分のようです。
各部の清掃や電源コード、ビスの交換で奇麗になりました。
そんなことであちこちからTR-5200が5台そろいましたので記念撮影です。
長文お読み頂きありがとうございました。