上のグラフ、新型コロナは毎年夏に感染の波が来ているという表題なのですが・・・その夏のピークが第2波、第5波、第7波、第9波、そしてこの夏にピークを来した第11波。数字が飛んでますよね。第5波以降、ここ3年、毎年夏と冬の2回波が来ています。そして、多少のずれはありますが冬のピークは2月上旬、夏のピークは8月中旬±一か月以内の様です。
今年の冬の波は2月上旬に、夏は7月下旬にピークがあったと思われます。
10月18日(金)に令和 6 年第 41 週(令和 6 年 10 月 7 日から令和 6 年 10 月 13 日まで)分の新型 コロナウイルス感染症の発生状況 が発表されました。
上記のグラフはそれよりも新しい10月17日までの情報で作られたモデルナのリアルタイム情報です。
どちらの情報でも減少し続けていますね。多分今しばらく減少が続いて、12月に入ったころに上昇トレンドに移行すると思われます。
都道府県別の情報でも、全都道府県で減少しています。そして診療所一件当たりの週間新規陽性者数、全て4人以下です。坂根医院でも週に1人前後が続いています。
人口当たりの感染者数です。
今週も奈良はベスト3、沖縄は最下位キープですね。ベスト(ワースト)3位の奈良県で週当たり1,000人に1人レベルの新規感染者数なので、最小レベルなのですが・・・
まとめると、現在、第11波(2024年夏の波)は終焉し、新規感染者数は非常に少ないレベルで推移(今のところ、そして多分今しばらくは漸減)しています。とは言え、人ごみに出るとたまーに感染してしまいます。免疫力の高い元気な人は、問題なく治癒しちゃうでしょうが、高齢者や呼吸器疾患持ちなどの危険度の高い方にとってはやはり危険な疾患ではあります。掛からない様に努力したうえでワクチンを接種する、掛かった時のために数万円の抗コロナ薬支払いの準備をしておくなどの対策を取られることをお勧めいたします。冬に入ったら第12波(2024~2025冬の波)は高い確率でやってきます。
新型コロナは、インフルエンザと同様、人類が付き合っていかなければならない病気になってしまいました。まだかかったことが無い人も、これまでかかったことある人も、今後、何回も掛かる可能性が高い病気です。要領の良い感染回避方法と共に、もし感染してしまった時の対処法を常に考えておきましょう。必ず役に立ちますから!!
Toki no Nagare ni Mi wo Makase (2024 New Mix)