命のカウントダウン2(健康余命719日)

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非外科系の病院・医院の選び方 気分次第で選んでください?

2024-11-02 09:53:56 | 医療
前回は、手術の失敗を連発し、重大な後遺症を残したり、中には腹腔鏡による肝臓手術などで1人の医師が18人死亡させるという超強烈な例(群馬医大)、腰が痛いと手術を受けたら下半身不随になってしまった赤穂市民病院などから学べる事

外科系(循環器内科も含む)の病院は対象手術数の多い医療機関を選ぶのが無難という話をしました。

 内科や精神科などの手術をしない非外科系の場合は何を基準に選べば良いのか?手術数で選ぶことが出来ません。来院患者数で選ぶ?それだと、風邪の患者も肺癌の患者も区別できませんしねぇ。

 名医ランキングなんて本、沢山出ています。でも、名医ランキングとあっても、中身は有名医ランキングであって、全くあてにならないと言う話はよく耳にします。お金を出せば掲載してくれますしね。


 勿論、内科、精神科でも診療技術の上手下手が一番の判断材料だとは思います。ですが、それを比較する手立てがないのです。その上、手術主体の外科系と違って、内科や精神科の診療は、通常「終わり」がありません。ですから、性格的に合う合わない、通院しやすい(物理的に近い、駐車しやすい)などの医療とは全く別のファクターも長期間通院し続けるために重要となります。

 疾患に対する理解が高そうな医師でも、あまり話を聞いてくれないとか、物言いが許せないとか、相性が合わなければ通いたくないですよね。

 そして、これは内科外科共通の要素かもしれませんが、その医師、病院の人気が高すぎて予約が数か月待ちとか、待ち時間が長すぎる、病院スタッフの態度が悪いなども現実には考慮せざるを得ません。

 非外科系は、手術ほどにはダイレクトに生き死にに関係しません。そして、治療の主体である「使える保健薬」は全国共通です。トンデモ医を別にしすれば、まぁ、(外科に比べたら)そんなに大きな当たりはずれは無い?・・・・上手下手はありますが、それよりも通院し続ける事の方が大事なのです!!

 という事で、結局のところ皆さんの好き嫌いで主治医を決めるしかないのではないか?と思っています。勿論、評判も重要な情報ですが、ネット上の評判を見ていると、これは明らかに「仕込み」だろうと思われるものも結構な数で目にします。どの業界の情報にも「仕込み」というか「さくら」は存在しています。真面目に知識のアップデートに努めていて、真摯に対応してくれさえすれば、多少の上手下手には目をつぶりましょう。

 もう一度言います。内科医療の中心である生活習慣病の治療で、一番重要なことは、継続受診なのです。

 高血圧、脂質代謝異常、糖尿病などの生活習慣病、治療の上手下手、確かにあります。ですが、それよりも何よりも、治療を継続していただける事が何しろ一番重要です!!

 血圧が高い、悪玉コレステロールが高値、善玉コレステロール低値、中性脂肪高値、糖尿病、いずれも余程のことが無ければ自覚症状なんてありません。痛くもしんどくもないのに、何故、医療機関に定期的に通院し、医者に偉そうな指導を受け続け、薬を飲み続けなければいけないのか?

 それは、上記の様な生活習慣病があると、それが無い人に比べて、早く人生が終わったり、寝たきりになったりするしんどい状態が早く来てしまうからなのですよ。心筋梗塞や脳梗塞を来す率が高いのですよ。ですから、治療継続が重要なのです。

生活習慣病は、偏った食事や運動不足、飲酒、喫煙、ストレスなどの生活習慣が原因で発症します。自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに進行し、脳や心臓、血管などにダメージを与えていきます。

生活習慣病の治療は、食事療法、運動療法、薬物療法の3つが基本です。初期の段階であれば生活習慣の改善に取り組むことで軽快することも多いため、健診などで軽度の異常を指摘された場合は、早めに治療を開始しましょう。そして治療を続けましょう。薬物治療が必要になったら、薬を飲み続ける事が重要なのです。継続は力なりです。健康寿命を延ばすため、自覚症状は無くても、治療をし続けてください。生活習慣病の治療は健康寿命を延ばすため、そして治療は薬物療法の継続と生活改善です!!頑張って健康寿命を延ばし、日常生活を楽しみ続けましょう。


この広い野原いっぱい - 森山良子


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