10年後のキミへ贈る大切なこと

わたしのタイムカプセル

入学式

2018-04-09 23:15:20 | 日記
手前味噌な話ですけども。

噓みたいに涙一粒溢れなかった。

次女の入学式。

新入生代表「誓いの言葉」。

緊張してしまったのだ、私が。

そして菜々子が立派過ぎた。

娘の堂々たる勇姿を目の当たりにし、涙よりも驚きが勝ってしまった。

いつの間にこんなに立派になったんだろう。



菜々子自身の言葉で。
背伸びをする訳でもなく。
今の自分の、正直で素直な気持ちを表した、素晴らしい挨拶でした。

私、親として本当に幸せだなって思った。


もともと菜々子は優秀だった。
授業できちんと学習してくるタイプだった。

テスト前、特別追い込まなくても、テストの点数は取れる子だった。

中3の夏休み前までは本当に優秀だった。

でも部活も引退し、夏休みになり、時間がたくさん出来てしまった途端に勉強をしなくなってしまった。

高校見学に行っても、目が輝くような事もなかった。
目指すものがある訳ではないから、いつの間にか迷路に迷い込んでしまった。
そんな雰囲気だった

どうもやる気にならない、そんな空気が続いていた。

なんだかんだ励ましたり、叱咤したり、なだめたり、怒ったり、諭したり、アドバイスしたり。
色んな手は尽くしてみた。
けど、本人にやる気が見られなかった。

だから結局最後は腹をくくった。
菜々子の人生だ、菜々子に任せようと。

目指せるのも自分、されど後悔するのも自分。

義務教育は終わった。
その先どうするのか、選ぶのは自分だ。

自分で選択し、自分で目指した学校。

菜々子のポテンシャルを鑑みると、低いレベルの学校かもしれない。

それでもトップを目指し、それを実現したという事実は、何にも変えがたい自信と経験を築いたのではないかと思う。

菜々子の誓いの言葉を聞きながら、私の頭には感謝したい人のことばかり浮かんで来ました。

本当に、たくさんの顔が浮かんで来ました。

娘が無事に高校に進学することができたのは、みな様が応援してくれたお陰です。

本当にありがとうございました。

菜々子は一歩を踏み出しました。
悔いのない人生を送ってね。