夏用ベッドにちまっと入って「アワビのヌイグルミ化」していたマルゴー
しばらくして、なんだか視線を感じて振り向くと・・・
なんだか悲しそうなマルゴーが、
お皿をガン見
ぼくのお皿、空っぽですにゃ~
(本当はただのアクビです)
夏は例年、食欲が落ちて少々スリム化するマルゴー
今年も先週まではそんな雰囲気だったのだが、
特に猛暑のこの数日、絶好調で食欲全開である
おなか空き過ぎて、もうダメにゃ…
王様に倒れられては大変なので、おやつを数粒、召し上がっていただいた
おまけ。
サバンナの真ん中でピクニックをしている間、ドライバーが仲間からの無線で、
ヌーが川を渡り始めたとの情報をキャッチした。
7月頃にヌーの大群がタンザニアからケニアのマサイマラへやって来て、餌となる草を求めマラ川を渡る。
ただし、いつ、どの場所で渡るのかはヌーの気分次第なので、目撃できたらラッキーなのだ。
今回は一団が前日に渡ったばかりなので、もしかしたら渡らないかも、という心配もあったけれど、
マサイマラでのサファリはこの日だけなので、我々も一か八かで川へ向かっていた。
到着すると、すでに多数のサファリカーが川辺にズラリと並んで大渋滞となっていた。
ヌーの川渡り目当てに、朝からずっと待っているグループもいるらしい。
川の手前では、物凄い土埃を巻き上げながら、何百頭ものヌーたちが右へ左へと駆け回る。
こうして、川渡りに向けてテンションを上げているのだろうか
子供や年老いたヌーもいる。
途中で怪我をしたりして川を渡り切れないと、待ち構えるクロコダイルの餌食となってしまう。
どういう訳かシマウマも何頭か、ヌーに混ざって走り回っているが、
一緒に川を渡るわけではないらしい。
しばらく待っていたら、いよいよヌーの群れが川を渡り始めた
手前の土手に遮られて川の中はよく見えなかったが、
川から上がって崖を駆け上る姿を見ることが出来た。
ここでも無事にレアものを見られて、みんなで大喜び
こちらは無事に渡り終えた集団。お疲れさま
まだ渡っていないヌーもたくさんいたが、この日の川渡りはこの数分で打ち止めとなった模様。
川を離れてまたサファリを再開。
枯木の上にいるのはハゲワシ、そして地平線にはたくさんの動物たち。