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大聖マカリオス

2016-08-05 14:58:35 | 格言・みことば
隠遁者としての生活を望むのなら、まず、現在の生活を徹底的に、公平無私の心で、耐え忍びなさい。今日修室に閉じこもったかと思うと、あすは外へ飛び出すようではだめだ。辛抱しなさい。神は恵みをたずさえて、慰めに来てくださる。人からの尊敬を受けようなどとは、夢にも思ってはならない。口実をもうけて時間を無駄にしてはいけない。貧しい兄弟、悩む隣人を助けるためならば、話は別だが、それさえも、神が他の兄弟にそれをするようにと配慮されるなら、おまえは修室に退いて、自分の貧しさ、みじめさを耐えぬきなさい。それは落ち着きからくる柔和がおまえの心に宿るためである。

大聖マカリオス

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