スズメバチを沢山捕獲

　去年からスズメバチがたまに飛来するので、今年の5月、スズメバチの罠を仕掛けてみたところ、今日までに11匹、捕まっていました。うち、5月から6月初めにかけて捕まったスズメバチは、おそらくどれも女王蜂でしょう。スズメバチは新女王蜂だけが冬眠して越冬、5－6月にかけて1匹で巣作りと子育てをします。その後は働きバチも羽化して、分業、コミュニティも大規模化します。よって、春から初夏にかけて罠を張ると、大抵、餌を求めてやってきた女王蜂が引っかかるのです。

　罠は撤去し、中の液は捨て、新しい容器に燃料用アルコールを注いで9匹ほど記念に保管することにしました。私が初めて捕獲したスズメバチだからです。

　スズメバチの巣は、ペットボトルに捕囚液を適量入れることで作ることができます。捕囚液は、酒と酢と砂糖を3:1:1の分量で混ぜることで作ります。4月から5月に仕掛けると女王蜂が捕まりますので、スズメバチの飛来が気になる方は作ってみるといいでしょう。自宅や近所に巣作りされることを予防できます。

　なお、あるカトリック系ブログに養蜂の勧めなる記事が載っていましたが、日本での養蜂は、常時、スズメバチとの戦いになります。日本のどこで養蜂をしようと、必ず連日、スズメバチが何匹も飛来して、その対策に追われることでしょう。ミツバチ用ではなく、スズメバチに対応した厚手の防護具も必要ですし、スズメバチと戦う気のない方は、日本では養蜂はすべきではありません。