聖エヴァリスト教皇殉教者 記念日 10月 26日
エヴァリストは救い主イエズス・キリストのようにベトレヘムで生まれた。ギリシャ系のユダヤ人であったがキリスト信者となってローマに行った。そこで97年から100年の間にクレメンス教皇のあとを継いで教皇となった。
エヴァリストは発展途上の初代教会の組織造りに大いに貢献して、ローマを小教区に分割して7人の助祭を任命して仕事をさせた。これは使徒達がエルサレムの貧しい人々の世話をするために7人の助祭を任命したことと同様であった。
エヴァリストは107年に殉教者として亡くなったと伝えられているが、明らかな証拠はない。しかし、キリスト教の初期においては有力な信者達が信仰のゆえに残酷な死を遂げたことは当然なことであった。