
アロイジオ・デルコル神父『信仰の道 ー 秘跡について』
◆5-2、聖体拝領の方法
聖体拝領の伝統的な方法は、司祭が信者の口にさずけるという方法です。しかし、教皇パウロ6世の時からとくに北ヨーロッパのプロテスタント環境の国にいる司教団から願われて、手にわたすことも許可されるようになりました。
信者には、ご聖体を手に受ける権利があるという人がいます。しかし、その権利は全くありません。ただ、教皇が、そのようにする権利ではなく、ただ許可をお与えになるだけです。
でも、この許可のためには、教皇が定めた条件をきびしく守らねばなりません。
では、その条件とは何でしょう。それは、聖体拝領を立ってするか、ひざまずいてするか、口でするか、手に受けてするかを、聖体拝領をする信者自身が選択し、司教も司祭もそれを決めてはならないという条件です。もし、かりに、これをきめて無理じいするとするなら、教会内の暴力団となり、神のみ前に大きな責任を負うようになります。
手をもってこ聖体を受ける許可を、ほとんど、すべての司教団に聖座は与えましたが、その時に、説明書がついていました。
その説明書によれば、教会の望みは、ご聖体を伝統的に口で受けることであると明らかに示されています。ところが、この説明書にかかれていることと、先にのべた条件は、残念なことに無視された場合がよくありました。
◆5-2、聖体拝領の方法
聖体拝領の伝統的な方法は、司祭が信者の口にさずけるという方法です。しかし、教皇パウロ6世の時からとくに北ヨーロッパのプロテスタント環境の国にいる司教団から願われて、手にわたすことも許可されるようになりました。
信者には、ご聖体を手に受ける権利があるという人がいます。しかし、その権利は全くありません。ただ、教皇が、そのようにする権利ではなく、ただ許可をお与えになるだけです。
でも、この許可のためには、教皇が定めた条件をきびしく守らねばなりません。
では、その条件とは何でしょう。それは、聖体拝領を立ってするか、ひざまずいてするか、口でするか、手に受けてするかを、聖体拝領をする信者自身が選択し、司教も司祭もそれを決めてはならないという条件です。もし、かりに、これをきめて無理じいするとするなら、教会内の暴力団となり、神のみ前に大きな責任を負うようになります。
手をもってこ聖体を受ける許可を、ほとんど、すべての司教団に聖座は与えましたが、その時に、説明書がついていました。
その説明書によれば、教会の望みは、ご聖体を伝統的に口で受けることであると明らかに示されています。ところが、この説明書にかかれていることと、先にのべた条件は、残念なことに無視された場合がよくありました。