聖テオドロ殉教者 記念日 2月7日
聖テオドロは小アジアのヘラクリアの住民で、リシニウス皇帝の軍隊の司令官であった。彼は政治的な手腕もあり、リシニウスの領土の一部を統治していた。
ある時、テオドロが偶像を礼拝することを拒絶したことによって、部下の兵士達は、彼がキリスト教徒になったことに気づいた。
その為にテオドロは投獄されて責め苦を受けた後、一時釈放された。
ところが異教の女神に奉献されていた寺院に放火したので、再び捕らえられて火あぶりにされた。しかし息を引き取る前に天国のまぼろしを見て慰められた。
彼は軍人の保護の聖人として東方教会で崇敬されている。