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煉獄での苦しみ 2

2021-01-07 03:41:02 | 煉獄
『他界からの火花 - 煉獄の霊魂の出現』企画:デルコル神父、文:江藤きみえ

◆3-3、煉獄での苦しみ

1875年5月28日

「わたしが解放されるにつれて、あなたは、わたしのことばが、もっとはっきりしてくるでしょう。わたしが完全に清められたら、わたしは、あなたにとって、守りの天使となるでしょう。あなたも見ることのできる天使となるでしょう」。

1875年6月20日

「なぜあなたが願っている恵みを神が与えてくださらないかをご存じですか。それは、あなたが十分に信頼していないからです。またあなたは、いただいた沢山の大きな恵みをよく忘れます。神は、あなたに朝も晩も、いろいろ願っておられますが、あなたは、なるべく逃げようとしています。これほどいつくしみ深い神に対して、そんな態度をとってはなりません」。

8月15日

「わたしたちは、今日聖母マリアを見ることができました。聖母は天にお帰りになるとき、たくさんの霊魂をつれてゆかれました。しかし、わたしはまだここに残されています。

 あなたは、暑いとなげいています。もしあなたが煉獄がどれほど暑いかを知ったなら・・・比較になりません。わたしたちのために捧げてもらう小さな祈りでさえ、大きな慰めになります。かわききった人に水を与えるのと同じように、わたしたちは涼しく感じます。

 すべての人を愛してください。でも誰に対しても完全に信頼しないでください。イエズスに対してだけ完全に信頼せねばなりません。イエズスだけが、わたしたちの信頼をうけるねうちがあります。どんなこともすべて神のためにだけ、しなければなりません、奉献された人は、なおさらです。

9月8日

「神はある人には、より感情的であることをお許しになり、他の人はそれほど感じません。愛する心を受けた人々は、より神を愛するためにこそ神からそれを受けたのです。

 神は、ある人に対して、特別な愛を示しておられまするあなたは、その中のひとりです。

 夜あなたが休むとき、わたしはもっと苦しみます」。




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