今日はいい時間を過ごせたと思います。
小高い山の上に建つ草野心平記念文化館。
半分、土の中に埋まっているような不思議な建物です。
しばらく入館をせず、周りを散策しておりました。
山の風、青空と雲、そして太陽。。
そして建物に入ると… わかった気がしました。。
宇宙です。
ふと、宮沢賢治が浮かんで来ました。。
実際、宮沢賢治の詩集『春と修羅』を読み、大きな刺激を受け、
没後、彼の作品紹介を続け、最初の全集(文圃堂版『宮澤賢治全集』)の刊行に尽力しました。
でも、宝石の様な瞳で見つめた宇宙ではなく、
鋭い刃物に先に見える宇宙を感じます。
展示室に入ると、まるで心の中に迷い込んだ…
そんな不思議な世界でした。。
(撮影禁止の為…写真なし)
web抜粋
「猛烈な」という言葉が感じさせるイメージとは裏腹に、歌われている内容はかえって静的なものだ。
この詩は草野の自然態がよく現れているものと評されているが、
彼の自然態は静かさの中で宇宙の根源とつながりあっている、そんなさまを感じさせる。
草野 心平(くさの しんぺい、1903年(明治36年)5月12日 - 1988年(昭和63年)11月12日)
日本の詩人。
福島県石城郡上小川村(現・いわき市小川町)出身。
#いわき市立草野心平記念文学館
福島県いわき市小川町高萩