先日、いつもの老舗カメラ店で、
眼に止まったレンズ。。
ライカL39マウント型のレンズ。
Canon 50mm F:1.8。。
L39のマウントと言えば、言わずと知れた
バルナックカメラのレンズである。
バルナックと言えば‥
これもまた、言わずと知れた
バルナックライカの事。。
カメラ革命とも言われる
35mmフィルムを使って撮れる
革新的なカメラである。
1930~1940年代
東京で一軒家が買えると言われた1000円前後…
そしてライカの値段も同様で‥
「ライカ一台、家一軒」と…
言われた高価なカメラであった。。
戦中、当然カメラも軍事的にも必要なもの、、
ナチスの軍令下でもあり、
ドイツのライカは
入手が難しくなった…
軍は‥
陸、海軍へ、、「パテント無視、ライカをコピー製造せよ!」と…
そこで動き出したのが、
陸軍は、カメラボディーを六桜社(後のコニカ)を離れた技術者。
レンズは東京光学(後のトップコン)
海軍は、カメラボディーを精機光学(後のキャノン)を離れた技術者。
レンズは日本光学(後のニコン)
戦後、陸軍のバルナックは、昭和光学 レオタックス、
海軍はニッポンカメラ ニッカへ発展していった。。
そしてまた、ナチスドイツが破れ、パテントフリーとなった
バルナック型カメラは、世界の各メーカーが作り始めた。
その中でもやはり、レオタックスとニッカのバルナックは
最高品質のコピーバルナックライカとして知られている。。
そんな訳で… このL39レンズは
自分にとって、初めての日本製のL39レンズである。。
先ず今回は,レオタックスに装着して
… 試写してみた。。
「made in Japan バルナック」
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