Chaprinの部屋。。

当たり前の生活の中に… ふと気づくと、素晴らしい瞬間と出会えます。それを繋いでいければ幸せです。

超増感で撮った雨の日曜日。。

2024年01月21日 | 日記

最近は、天気予報も良く当たる‥

もう、一週間も前から今日の日曜日は一日雨…と、

そう思いながら一週間を過ごした。

今の季節はフィルムカメラにとっては受難の日々、、

陽の時間短いし、一桁の気温になると機械は鈍くなる、、

それでも休みの日には、フィルムを入れて撮りたいと思う。

昨日の夜、明日は何をしようか?と‥

デジカメにオールドレンズを付けて‥?とは思ったが、、

フィルムを使いだすと‥

何かに、、負けたような気になってしまう、、

そんなことを考えながら‥

雨の日‥ 傘を持ちながら ストリートを撮るって‥?

使えるのは右手だけ… 

軽く小さく‥ 色々シュミレーションをしてみると

二つのカメラしかないな…と。

色々考えた挙句‥ Lordにフィルムを入れた。

クラカメのレンジファインダーでは

シャッタースピードが最高で1/500くらい、、

なので、ISO100のフィルムを多く使う。

じゃ、、増感をしようかと‥

増感?‥  

デジカメの時代になってから

こんなことは自動的にカメラ自体が勝手に合わせてくれる。

増感とは? 

フィルムには感度があり、

ISO100なら 使用中に変更することは出来ない、、

通常メーカーの感度種類としてはISO100、200、400、が多い。

天気の良い屋外であればISO100、

陽が出ないような曇りの屋外や明るい屋内であればISO400。

夜であればフラッシュが必須いとなる。

それ以外の方法として、今回試してみたのが増感。

通常増感は出来ることで、

メーカー推奨としては100→200とか、100→400くらいまでで

現像時間を1.5倍くら長くして現像をする。

メーカーデータも公開されている。

でも今回は無謀ともいえる超増感を試みた。

ISO100→1.600へ。。

フィルムはロモのEARL GREY100。。

現像液は‥?

これが悩んだ、、自分が持っている現像液は

D76、ID11、SPD、ミクロファインの四種類、、

フィルムと現像液の相性、現像時間‥ まして液温度や撹拌、、

無限に表現が変わっていく。。

とりあえず、一番慣れているフジのSPDを使うことにした。

当然、メーカー推奨されているデータは無い、、

ロモ関係のサイトを漁っていくと

EARL GREY100とD76、1.600のデータを見つけた。

そこからSPDへの予測時間を考えてみた…

   

  

  

これなら、スピードが1/100、絞りF5.6前後でシャッターが押せる。

さて、どんな絵が出たのやら‥

通常ISO100のフィルムをISO1.600までの増感‥

あまりにも無謀‥ と思っていた。

粒状も破綻して絵はボロボロと思っていたが、、


超ハイコントラスト…


不思議な雨の絵となった。。

#LordⅣ B(1955、岡谷光学)

Lomography EARL GREY 100 / フジSPD 1:1 16分 20℃ / 1.600 増感


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