Chaprinの部屋。。

当たり前の生活の中に… ふと気づくと、素晴らしい瞬間と出会えます。それを繋いでいければ幸せです。

雨の季節、、コンパクトカメラで撮りましょう。。

2023年06月12日 | 日記

雨が続きますね、、

梅雨ですからね。。

せめて休みの日は青空が見たいのですが‥

「雨模様の中ではコンパクトカメラで撮りましょう!」と、、

ある、フィルムカメラ関連サイトでも言っております。。

「コンデジ」ではありません。。

フィルムカメラの中でのコンパクトカメラって何でしょうか?

僕の中でのコンパクトカメラとは‥

1970年以降のレンズとボディの一体式、レンジファインダーカメラみたいな小ぶりなカメラだと思います。。

そして、簡単にシャッターを押すだけで撮れるようなカメラでもあります。。

そして一番大切なのは、、

雨で濡れても… 壊れないカメラ!、、ではありません、、

雨に濡れて壊れても、苦にならない安いカメラのことです。。

そして、今日、紹介するするのは、minolta HI-MATIC 7sです。

(某全国チェーンカメラのジャンクコーナーで980円ゲット)

僕の大好きな1950年代のレンジファインダーカメラは、

各メーカーが総力を挙げてフラッグシップレベルと作り上げた名機達でした。。

そして、1950年代後半、一眼レフ開発が進み

遂に1959年、Nikon Fが登場し、世界の名機と言われる伝説を作ります。。

しかし、日本メーカーのレンジファインダーカメラは方向性を変え

一般普及カメラへ、、

レンジファインダー型カメラがコンパクトカメラと言われるものへ、、

出来れば安く、簡単に使いやすく‥それが1970年代からのカメラなのです。。

そんな中、1960年代、中途半端な立ち位置の中、

沢山の不思議なレンジファインダーカメラが各メーカーから登場しました。。

機械式カメラから電子式へ、、

そして、このminolta HI-MATIC 7S 前後の機種は

最後のレンジファインダーカメラであり、

最初のコンパクトカメラと思います。。

(コンパクト?では決して無い‥(^^;) )

発売年:1966年

レンズ:ROKKOR-PF 45mm/F1.8

サイズ:138×81×74mm

シャッター速度:B・1/4~1/500秒

重量:約720g

電池:H-D(MR-9)型水銀電池 1個

当時価格:19800円

マニュアル操作、およびプログラムEEが使用できる距離計連動式カメラ。

露出計は非連動露出計。マニュアル時には非連動型の露出計でEV値をあわせて使用する。

A・Aの位置でプログラムオートとなる。

そう、雨の中

水が入って壊れても…

980円だから… でも、 忍びない、、

いや~ 人気は無いけれど… よく写るし

作りもいい、良いカメラです。。

EEのプログラムオートで撮りました。。

#Lomography EARL GREY 100 / MARIX D76 6分 20℃

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101円のリトルNikon。。EM

2023年06月05日 | 日記

前々回の記事で、Nikon EMの話をさせて頂きました。

簡単に言えば、パーツ取りをしたかっただけで

完全ジャンクであろう個体をヤフオクで入札したら‥

101円で落札。。

届いて‥清掃してみたら動いてしまったというNikon EM。。

 

 

まぁ、そんなわけで使ってみようかと。。

その記事でもお話ししましたが…

 

1980年発売のニコン初のプラスチック製一眼レフ、、

同年フラッグシップカメラはF3。。

そして、エントリーモデルとしてEMが登場。。

2機ともイタリアの代表する工業デザイナー、

ジョルジェット・ジウジアーロのデザイン。

 

EMに至っては何とも小ぶりな可愛い一眼レフ‥

女性用一眼… ”リトルニコン” とも呼ばれました。。

 

面倒くさいダイヤルは何もない。

B(バルブ)、電池が切れた際の機械式緊急シャッター、M90(1/90)

そして、通常時はAUTOにして、レンズ側の絞りリングで何となく設定し

ピントを合わせれば、自動的にシャッタースピードを合わせてくれる。

これが、絞り優先AE機能というわけです。。

 

ということで、この ”リトル” を気軽に持ち出すためには

交換レンズを数個も持つもの野暮ったい、、

あの当時、少なかった‥別名報道レンズと言われた、ズームレンズを装着して

 

いつもの園芸センターのバラ祭りに行ってきました。。

 

 

 

 

 

バラを白黒フィルムで?‥ ( ̄▽ ̄;)

 

いやいや… ある意味、挑戦ですね。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うっ‥バラ?

 

 

 

赤いバラと緑の葉…

いや~、、難しい‥ (-_-;)

 

白黒用の赤フィルターを付けたら?‥と、

今更ながら思っています、、

 

 

 

 

#Nikon EM / Ai ZOOM-NIKKOR 35-70mm 1:3.3-4.5

lomography EARL GREY 100 / MARIX D76 6分 20℃

#LUMIX DMC-Lx5

 

 

 

 

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Taron35と、お散歩スナップ。。

2023年06月04日 | 日記

1955年、まだ東京タワーが図面上でしかなかったころ、

昭和30年に発売された35mmレンジファインダーカメラ。。

 

Taron(タロン)35。。

 

1943年、日本光測機製作所として設立され

「NKS」名で他社にシャッターを供給していたメーカーです。

高級機カメラのシャッターは有名なセイコーやシチズンでしたが

安価なカメラには、よく使われていたようです。。

 

技術力以前に、企業規模の違いで高級機カメラには供給出来なかったんでしょう‥

 

新しいシャッターユニット、NKS-MXを開発し、

カメラ本体も自社で作ると、、始まったのが

初代35mmカメラ「Taron35」です。。

 

決して、高機能なカメラではありません。

逆に、最低限必要な機能だけで、着実に組み上げたカメラです。。

シャッタースピードは1/300まで、ブライトフレームも無し‥

でも、一つ一つの加工精度、メッキの良さ。。に驚きます。

そして何より、レンズです。。

 

富岡光学レンズ。。

 

通常は他社メーカーに供給するレンズには富岡の名前は入りません。

でも、ここには「Tomioka Opt Co.LAUSAR」と刻印されています。。

いかに気合が入った供給だったのかが解ります。。

 

しかし、残念なことに

この後のTaron35mmカメラシリーズには

富岡レンズは姿を消し、自社シャッターユニットすら使用せずに‥

1960年のモデルが最終モデルとなりました。

御多分に洩れず、高級機メーカー、キャノンが普及機カメラに参入し、

キャノネットの登場で、

多くの消えていったメーカーの一つとなりました。

 

多分、初代モデルは、あまりにもコストが掛かり過ぎたのでしょう…

普及機カメラの価格で、あまりにも作りが良すぎましたね。。

 

レンズ Tomioka Opt. Co. LAUSAR 1:2.8 f=4.5cm 3群5枚 構成

絞り  2.8 ~16

シャッター速度 B 、1 ~1/300

シャッター NKS-MX(自社製)

距離 Feet 表示 最短距離 3.5 feet 重量 約670g

 

 

 

いつもの街中スナップを並べていきます。。

 

昨日の仕事の帰り道、フィルムをカメラに入れたものの‥

台風のせいか、雨と風‥ 一枚だけで、、

 

昨日の夜、雨が上がり‥

 

何時もの通り勾当台公園駅から地上に上がると。。

 

カフェを過ぎると定禅寺通り。。

 

 

 

定禅寺から国分町を通りながら‥

 

仙台唯一の寄席 花座。。

 

一番町からアーケード街を抜け、、

 

仙台駅、西口へ。。

 

 

仙台駅中央通路を抜けると、

 

東口には、巨大なヨドバシがオープン。。

 

 

左が旧ヨドバシ、

右がオープンしたてのヨドバシ。。

 

さてスタバを過ぎて‥ 地下鉄で帰ろうか。。

 

 

地下鉄を上がると、いつもの薬師堂。。

 

 

白黒だから… 黄菖蒲が、季節を教えてくれる。。

 

 

#フィルム:MARIX B&W 100 135-36EX / 現像液 MARIX D76 6分 20℃

 

さて、明日もいい天気でありますように。。

 

 

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加速的にカメラが‥ 

2023年06月03日 | 日記

今朝、仕事場の駐車場に車を止め、

時間調整でスマホをいじっていると

呼び出し音が鳴った。。

‥「ゴミカメラを持ってきたから渡すよ。。」と

カメラ先輩からの電話。。

何時もの言い方で「ゴミだから捨ててもいいから遊んでみろ!」と。。

最近は、他の人からも昔のカメラをよく貰う。。

でも正直、ちょっと多すぎている‥ (;'∀')

‥ もう、フィルムカメラで30台は越えた、、

自分で集めたのは約半分‥

話はちょっとズレるが

先週、NikonのFMと言う機械式カメラの電池蓋をなくしてしまい、

調べていたら約2.000円前後、、ちょっと高いな~と思い

同じ電池蓋を使っているNikonの人気の無いジャンクカメラを買ってしまえば‥

それでもいいと1円スタートで2日過ぎても金額も動かない不動品のEMを

200円だけ入札しておいた。。

数日後、落札案内がスマホに入った、、101円。。

でも送料は980円、、

カメラボディーは要らないので蓋だけで送って‥

と言いたかったのだが、、

まぁ、そうも言えずに、、無事?到着。。

説明では「シャッターは切れますが、

露出計は動きません、、」と、知っていた。

当然、蓋を抜き出して、FMに移植するだけ、、

プラカメだとも知っていたので期待は全く無かった…

ところが、手にすると‥

何とも可愛い‥いい感じのサイズボディ。。

リトルNikonと言われていた。

デザインも有名なイタリアの工業デザイナー

ジョルジェット・ジウジアーロ作だ。。

気が付けは電池を入れ、

レンズも付けてみた…

やっぱり予定通り、露出不動、、

当然、シャッタースピードも変化しない、、

でも、ちょっと気が付いた…

Aiの絞りリングが、、

ガサガサで引っかかるような動きをする、、

もしかしてと、

ヤケクソメンテになるが、

リングにパーツクリーナを数滴しみ込ませ

グリグリっと十数回。。

なんと‥ 露出計、シャッタースピードが変化いた。。

いやいや、

また一台、、増えてしまった、、

#Nikon EM(1980)

マニュアルフォーカス、絞り優先自動カメラ

#修理方法は、マネしませんように。

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