残暑お見舞い申し上げます。
・・・いや、残暑って気温でもないですな。
暦では立秋をとっくに過ぎたのに、
気温35度越え、局地的なゲリラ豪雨多発の秋
なんて、今まで聞いたことありません。
小学生の頃は30度を超える、と聞くとめまいがしそうなくらい
暑かったのですが、今は31度なんて、ちょっと涼しいくらいです。
坊主あたまのメガネ
の汗っかき
って、結構大変なんですよ。
うなずいてくださる方もいるでしょうか・・・?
暑いときほど僕はジョギングに出かけるのですが、
少し前からひざの痛みを覚えだしました。
最近ジョギングのペースを少しゆっくり目に変え、
走り方も少し変えてみたのです。
こまごましたことはいろいろありますが、
結果的に、「僕のヒザ」にとっては良いようです。
きっと人それぞれ重心の違いがあるし、
筋肉、関節、骨格が皆違う訳ですから
自分にあったフォームは自分で試行錯誤しながら
探るしかないのでしょう。
今回はたまたまヒザにポイントを当てましたが
当てるポイントが違えば違うフォームになることでしょう。
そもそも、ヒザを痛めるような状態、走り方だった訳ですから
今までの検証から入るべきなのでしょうけど。
もっと言えば、「なぜ走る?」を問い直すことから始めるべきか・・・。
ずっと前、あるコラムに書きましたが、
虫歯になりやすい状況の一つに、口腔内細菌と腸内細菌が
大きく関係しているのです。
ただし、どちらも大半は常在菌ですから、常在菌が自分の宿主である人体に
困った攻撃(?)を仕掛けるとすれば、自分の居場所の環境を自分で作ったり
変えたりしているということですよね。
「虫歯菌VSわたし」ではないのですよ、念のため!
「虫歯菌」も「わたし」もひっくるめて「わたし」なのですから。
TVのCMや情報番組を見ていると、
「虫歯菌をやっつける」とか「歯周病菌と戦う」なんて物騒なフレーズを
聞きますけど、完全に誤解・洗脳されてますよね。
サプリメントで「生きた乳酸菌・・・」というのも良く耳にします。
体調を良くするために乳酸菌を摂る、というよりは
体調が良くなくなった結果、乳酸菌が減った、のではないですか?
体調が良くないのに乳酸菌を摂っても、生きた乳酸菌が居心地良く
腸や口の中に住み着いてくれたり、環境が良くなったりすると思いますか?
栄養的な面からで言えば、でたらめな食生活しながら
せっせとサプリやヨーグルト食べても・・・ねぇ?。
普段の生活を見直さなければ意味はありません。
もっといえば、「なぜでたらめな食生活しかできないのか?」
を問い直さなければ。
経済的な理由か?時間的な理由か?精神的な理由か?
・・・いや、どの問題も厳しいながら工夫しつつ
クリアしてる人はたくさんいらっしゃいます。
ヒザの話に戻りましょう。
コンドロイチン、グルコサミンはそれぞれ単独よりは
併用摂取の方が相乗効果がありますね。
服用・注射どちらの効果も期待できるようです。
問題はその組成と吸収率ではないでしょうか。
ただ、どの栄養素にも言えることは、過剰な活性酸素の発生は
それらの吸収を著しく邪魔します。
また、吸収の要である腸の状態が良くなければ
どんな栄養も吸収されにくいはずです。
過剰な活性酸素の発生原因は、あえてここでは書きません。
一般的に病院では、「栄養素」については「ついで」的なニュアンスで
軽視されがちだと思います。
医学的処置や薬の薬効によって「治療する」行為が大事な訳ですから、
食の改善やサプリで良くなってしまったら困りますものね。
われわれ歯医者もそうです。
最近は初期虫歯をバリバリ削る歯医者はさすがにいないと思いますが、
軽度の虫歯を、食の改善やらかみ合わせ・噛む力のコントロールや
その他歯に介入しない処置で改善・進行ストップさせてしまっては困ります。
・・・因みにいぜんフェイスブックでこういった内容の投稿をしていた歯科医師
(表現はもっとひどかったですが)が、同業の歯科医師から散々非難の
コメントをもらっておられてようです。
保険を辞めた僕は「わかるわかる、そのとおりじゃん!」と思いましたけど。
ただ、コンドロイチンやグルコサミンといった栄養素はアミノ酸であり、
ひどく欠乏しているとすれば、日常の摂取不足に気をつけましょう。
しかし、仮にたっぷり摂取していたとしても吸収が悪かったり
消費が激しかったりしたら・・・・。
整形では関節に負担をかけないよう、筋肉をつけろ、とかいって
通り一遍のリハビリや理学療法などの指導をしてくれるようですが、
ヒザに負担をかけるような動作・お仕事の方は、
手術やテーピング・アイシング・消炎湿布薬でごまかさず、
自分の身体(姿勢や筋力、骨格、性格)や仕事、生活習慣を理解してくれる
専門家の元、できるだけ負担のない治療、進行しないような予防法、
日常自分でできるケアの方法を教えてもらいましょう。
アスリートが
「現役時代の、このシリーズさえ結果をだせれば、引退後の身体は
どうなってもかまいませんから!」
と訴えた時、どう協力・助言するのが正解なのか・・・。
正解はあってないようなものですね。
結論としては
全ての人が「自分研究」できればいうことないのですが。
最後に、なぜ僕は走る(ジョギング)のか?
・・・んん~・・・
「好きだから!」(苦笑)
(そりゃ、仕方ないわな)
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